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摩天楼とアートが混じり合う絶景都市
昼も夜もエキサイティングなシカゴへ

FEATURES - CHICAGO

アメリカ中西部、五大湖のひとつであるミシガン湖に面するイリノイ州最大の街シカゴ。人口約280万人を擁し高層ビルが林立する一方で、緑豊かな公園が点在し、摩天楼と自然が混在する美しい都市として知られています。まずはシカゴの見どころをご紹介しましょう。

Text by
Shifumi Eto
Photo by
Masashi Yoshikawa

“摩天楼発祥の地”で高層建築巡り

シカゴといえば超高層ビルが建ち並ぶ街の景観が印象的。 “摩天楼発祥の地”といわれますが、その歴史は1871年に発生した「シカゴの大火」に遡ります。この大規模な火災により、主な公共施設や数多くの住宅など街の大半が焼失しましたが、その後1893年に開催された「コロンビア万博(通称シカゴ万博)」に向けて建築ラッシュが起こり、“世界三大建築家”のひとり、フランク・ロイド・ライトやミース・ファン・デル・ローエといった建築家たちが活躍する場となったのです。

今なお新しい建築が続々と誕生するシカゴ。当時の建築と、ウィリス・タワーやジョン・ハンコック・センター、トランプ・インターナショナル・ホテル&タワーといった個性的な高層建築群が入り混じり、独特のスカイラインを作り上げています。

シカゴ川を遊覧する観光クルーズは大人気 © Choose Chicago
シカゴ川を遊覧する観光クルーズは大人気
© Choose Chicago

全米を代表する膨大なコレクションを誇る美術館は必見!

シカゴに来たら真っ先に足を運びたいのが、ニューヨークのメトロポリタン美術館、ボストンのボストン美術館と並んでアメリカ三大美術館のひとつに数えられる「シカゴ美術館」。古代芸術から超近代アートまで、彫刻・建築・写真・織物・絵画など30万点を超える作品を収蔵しています。そのほか優れたモダンアートを集めた「シカゴ現代美術館」など数多くのミュージアムやギャラリーがあり、美術館を見て回るだけでもあっという間に数日が過ぎてしまうことでしょう。

アメリカ近代美術の傑作が揃うシカゴ美術館
アメリカ近代美術の傑作が揃うシカゴ美術館

そのほか、全米随一の自然史博物館である「フィールド自然史博物館」や3万2500種類もの海の生き物たちに出会える「シェッド水族館」、1930年に開館した全米初のプラネタリウム「アドラープラネタリウム&天文学博物館」も見逃せません。

フィールド自然史博物館にはティラノサウルス・レックスの骨格化石を展示 © Choose Chicago
フィールド自然史博物館にはティラノサウルス・レックスの骨格化石を展示
© Choose Chicago

シカゴでは、美術館に足を運ばなくてもアートに触れることができます。それが、街に点在するユニークなパブリックアート。市全体の取り組みにより、図書館や駅、警察署など郊外も含めると150を超える施設で700以上のアート作品を見ることができます。

ミレニアムパークにある“ビーン”。鏡面に映る不思議な世界を覗いてみて
ミレニアムパークにある“ビーン”。鏡面に映る不思議な世界を覗いてみて

B級から星付きまで、あらゆるグルメを満喫!

シカゴでトライしたいのが、厚さ5cmはあろうかというぶ厚い「シカゴピザ」。たっぷりのトマトソースやチーズ、肉や野菜といった具がトッピングされ、食べ応え抜群。別名“ディープ・ディッシュ・ピザ”とも呼ばれる通り深い器で焼き上げます。

ボリューム満点のシカゴピザはシェアして食べるのがおすすめ
ボリューム満点のシカゴピザはシェアして食べるのがおすすめ

シカゴの周辺は豊かな穀倉地帯。食肉流通の中心地という背景から、ステーキも絶品です。トウモロコシで育てられた最高級のUSDAプライムビーフはステーキにうってつけで、ダウンタウンを中心に40以上のステーキ専門店が腕を競い合っています。

また、意外かもしれませんが、シカゴはニューヨーク・サンフランシスコと並んでミシュランガイドが発行されているアメリカ3都市のひとつ。20軒以上ある星付きレストランでは、最高級の美食を味わえます。

ジャズやブルースを楽しむナイトライフ

シカゴは夜の楽しみも尽きません。かつてアメリカ南部からシカゴへ移住したアフリカ系アメリカ人の情熱は、そのままソウルフルなシカゴジャズになりました。キング・オリバーや“ジャズの神様”と称えられるルイ・アームストロングもこの街で活躍したのです。市内には今も数々のジャズクラブがあり、地元ミュージシャンによるすばらしい演奏が毎晩のように繰り広げられています。

一方1950~60年代には、“ブルース世代”と呼ばれるミュージシャンたちがミシシッピ川のデルタ地帯からシカゴに美しい音楽を運んで来ました。今やすっかりブルースはシカゴの文化遺産として根付いています。バディ・ガイといった伝説のブルースシンガーたちは、現在も市内のクラブで演奏を続けています。シカゴで一番古いクラブ「キングストン・マインズ」では、そんなシカゴ・ブルースの真髄に触れることができます。

有名なジャズクラブやブルースクラブでは毎晩のようにライブを開催
有名なジャズクラブやブルースクラブでは毎晩のようにライブを開催

アフター5はアメリカ5大スポーツ観戦へ!

メジャーリーグやバスケのNBAなどアメリカの5大メジャースポーツがすべて揃うシカゴ。大リーグのナショナルリーグに所属する「シカゴ・カブス」の本拠地「リグレーフィールド」は、全米で2番目に古いメジャーリーグのスタジアムとして知られる野球の聖地。美しいグランドで催される試合は、ぜひ一度自分の目で見てみたいもの。実際にグラウンドを歩いたり取材席を見学し、クラブハウスにも立ち寄れる公式ツアーも開催しているので参加してみては?シカゴ南部には、アメリカンリーグに所属する「シカゴ・ホワイトソックス」の本拠地「U.S.セルラーフィールド」もあります。

往年のバスケットファンにとってたまらないのは「シカゴ・ブルズ」でしょう。本拠地である「ユナイテッドセンター」の前には、伝説のダンクシュートで知られる偉大なるスター選手マイケル・ジョーダンのブロンズ像が立ち、いまもファンの敬愛を受けています。

そのほかNHLに所属する、アメリカで最も歴史あるアイスホッケーチームのひとつ「シカゴ・ブラックホークス」や、NFLに所属するプロ・アメリカンフットボールチーム「シカゴ・ベアーズ」、プロサッカーチーム「シカゴ・ファイヤー」もシカゴを拠点に活躍しています。

「シカゴ・カブス」の本拠地「リグレーフィールド」 © Choose Chicago
「シカゴ・カブス」の本拠地「リグレーフィールド」
© Choose Chicago

さまざまな魅力に溢れた摩天楼シカゴに、新しいアメリカを発見しに出かけてみませんか。

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