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世界一美しいシカゴのスカイラインを
100%満喫する方法

FEATURES - CHICAGO

1871年の大火事をきっかけに街の再開発が進んだシカゴ。建築家たちの自由な発想から生まれた高層ビルが次々と誕生し、現在では世界最古の鉄骨高層ビルから近代建築まで、ユニークなデザインのビルがまるで生き物のように林立しています。この美しいスカイラインを目の当たりにすれば、これまで建築にあまり興味がなかった人ももっと深く知りたくなってしまうはず。今回はシカゴの建築を巡るオススメの方法をご紹介します。

Text by
Naoko Sumita
Photo by
Masashi Yoshikawa

建築リバークルーズで巡る

シカゴの建築を巡るツアーの中で一番の人気を誇るのが街の中心を流れるシカゴ川に沿って、ビルや跳ね橋、稼働橋など40以上のスポットを見学するリバークルーズ。クルーズボートは数社が運行していますが、今回ご紹介するのは、ショアライン・サイトシーイングのクルーズです。

日中は数多くのボートが川を行き交う
日中は数多くのボートが川を行き交う

乗り場はネイビーピアか、ミシガンアベニューの2ヶ所。どちらか好きな方から乗船し、およそ70分かけてクルーズしながら川沿いの建築を鑑賞します。

間近で建築が見られるのがリバークルーズの魅力
間近で建築が見られるのがリバークルーズの魅力

ゴシック様式が美しいトリビューンタワー(Tribune Tower)、ニューヨークのワンワールドトレードセンターに次いで442メートルと全米第2位の高さを誇るウィリス・タワー(Willis Tower)、“コーンタワー”との愛称を持つユニークな形状のマリーナシティ(Marina City)、青色のガラスとシルバーが近未来的なトランプ・インターナショナル・ホテル&タワー(Trump International Hotel&Tower)など、新旧の建築物が調和する町並みは建築の美術館と称されるのも納得。

マリーナシティを真下から見られるのはボートツアーならでは
マリーナシティを真下から見られるのはボートツアーならでは

英語になりますがガイドさんの軽快な語り口も絶妙でジョークを交えつつ、建築だけでなくシカゴの歴史や文化についても教えてくれます。

下層部がマリーナ、上層部がアパートになったリバーシティ
下層部がマリーナ、上層部がアパートになったリバーシティ

クルーズ中には、シカゴ川でカヤックを楽しむ人の姿も。

カヤックで巡るシカゴ川のアクティビティも人気
カヤックで巡るシカゴ川のアクティビティも人気

地上から見るのとはひと味違うシカゴの景色を楽しんでみてはいかが?

Shoreline Sightseeing
URL: http://shorelinesightseeing.com/

2つの展望台から摩天楼を見下ろす

シカゴには有名な展望台が2つあります。1つはウィリス・タワー。全米第2位の高さを誇るビルで、103階に位置する展望台スカイデッキからは、360°のパノラマが楽しめます。晴れた日なら、ウィスコンシン州やミシガン州まで見渡せることも。

ウィリス・タワーからの眺望。林立する摩天楼が間近に見える
ウィリス・タワーからの眺望。林立する摩天楼が間近に見える

シカゴが最も美しい姿を見せるのは、夕暮れから夜にかけてかもしれません。暮れなずむ摩天楼に徐々に灯りが点り、宝石のように輝く様子は息を飲むほどの美しさ。その夕暮れを楽しむなら、ジョン・ハンコック・センターの展望台「360°シカゴ」がおすすめです。

ジョン・ハンコック・センターの展望台からの夜景
ジョン・ハンコック・センターの展望台からの夜景

中心部から少し北に位置しているため、林立する摩天楼を一望することができます。宝石のように輝くビル群、遙か地平線までまっすぐのびていく道路。平野の中に現れた高層ビル群と周辺の広大な土地というアメリカらしい景色を堪能することができます。

展望台は非常に人気があるため、夏場は30分~1時間待ちということも。少し値が張りますが、待ち時間なしで入れるファストパスや、優先入場の特典が付いているシカゴシティパスを購入しておくと時間を有効に使えます。

ウィリス・タワー
URL:http://theskydeck.com/
ジョン・ハンコック・センター
URL:http://www.360chicago.com/
シカゴシティパス
URL:http://www.citypass.com/chicago

美しい夜景と花火を鑑賞するナイトクルーズ

夜景を楽しむならナイトクルーズもおすすめです。特に夏場の水曜と土曜の夜はミシガン湖上で花火が開催されていて、摩天楼の夜景と花火の両方が楽しめるという贅沢な体験が可能。

ナイトクルーズは、まずは川を遊覧し灯りの点る夜の建築クルーズからスタート。

灯りが点る夜の街はまた雰囲気が異なる
灯りが点る夜の街はまた雰囲気が異なる

その後ミシガン湖へ。湖上からスカイラインを堪能したところでいよいよ花火スタート!

ミシガン湖に打ち上がる花火を特等席で鑑賞
ミシガン湖に打ち上がる花火を特等席で鑑賞

花火自体の時間は15分程度ですが、特等席で望む花火の迫力と美しさは感動的です。

Mercury Chicago’s Skyline Cruiseline
マーキュリー・シカゴ・スカイライン・クルーズライン
URL:http://mercurycruises.com/

オープンエアのダブルデッカーで街を巡る

シカゴの街中は、2階建てのダブルデッカーが巡回し見所を結んでいます。

市内の見どころを効率良く巡ることができるダブルデッカー
市内の見どころを効率良く巡ることができるダブルデッカー

移動手段としてはもちろん、バスにはガイドさんが乗っていて、建築やシカゴの名所について軽快なトークで解説してくれるので街の概要も知ることができます。

オープンエアの2階席からシカゴの街を一望
オープンエアの2階席からシカゴの街を一望

市内には13ヶ所乗り場があり、ウィリス・タワー、シカゴ美術館、ミシガンアベニュー橋、シェッド水族館、アデラープラネタリウムなど、主要な見どころに乗り場があり朝9時から17時まで約20~25分おきに運行しています。

“風の街”という別名を持つシカゴ。ミシガン湖から吹き抜ける風を感じながら街を巡ってみてはいかが?

シカゴトロリー&ダブルデッカー
URL:http://chicagotrolley.com/

気ままに巡れる日本語オーディオツアー

英語は苦手だけど、建築のことをもっと知りたい。そんな方におすすめなのが、シカゴ建築財団が提供する日本語オーディオツアー。窓口でオーディオセットをレンタルして、自分のペースで街を巡ることができます。

シカゴ美術館の向かいにあるシカゴ建築財団。各種ツアーの申し込みができる
シカゴ美術館の向かいにあるシカゴ建築財団。各種ツアーの申し込みができる

ダウンタウンの歴史的建造物を巡る“Historic Downtown”と現代摩天楼を巡る“Modern Skyscrapers”の2種類があり、借りるときにどちらか選択します。

マップを片手に、自由気ままに街を散策できるのが魅力
マップを片手に、自由気ままに街を散策できるのが魅力

どちらもゆっくり廻って2時間程度。一度借りれば、窓口のオープン時間内の好きな時間に返却すれば良いので、美術館や博物館巡りと組み合わせて自分のペースで巡ってみましょう。

シカゴ建築財団
URL:http://www.architecture.org/

いかがですか?歩けば歩くほど様々な発見があるシカゴ。お気に入りの方法で街を探検してみてください。

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