ANA Inspiration of Japan

好奇心を刺激する、旅と日常にまつわるWebマガジンライフスタイルマガジン ANA Travel & Life (トラベル アンド ライフ)

こんなに進化していた!
リーズナブルでお洒落な東京のゲストハウス

2016.08.25ANAオリジナル

ANAオリジナル
Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE

昨年度の外国人観光客数が2,000万人を超え、4年後に向けて着実にインバウンド需要が伸びている日本。それに伴い、都内を中心にゲストハウスの数も増加。現在、空前のゲストハウスブームを迎えています。かつてゲストハウスといえば、バックパッカーや学生などがお金を節約するために仕方なく宿泊するイメージがありましたが、ここ数年で状況が一変。そんなイメージが思いきり払しょくされるような、お洒落できれいな施設が次々に登場し始めました。しかもその多くが1泊3000~4000円で泊まれるリーズナブルな場所ばかり。そこで今回は、一度は泊まってみたい、都内のお洒落なゲストハウスを選りすぐってご紹介します。

Text by
Yuka Matsubayashi
Cover Photo by
Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE

Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(ヌイ ホステル & バーラウンジ)

全面ガラス張りで、明るく入りやすい雰囲気(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)
全面ガラス張りで、明るく入りやすい雰囲気
(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)

隅田川沿いに広がる町、台東区蔵前に2012年登場したNui. HOSTEL & BAR LOUNGE。世界中からゲストが集まり、常に口コミなどで高い評価を誇る人気のゲストハウスです。

人気の秘密は居心地の良さ。「あらゆる境界線を越えて、人々が集える場所を」をコンセプトにデザインされ、特に1階の開放的なラウンジはコンクリート打ちっ放しの壁と木のあたたかみが調和した、お洒落で誰もがリラックスできる空間になっています。ここはカフェ&バーとなっていて、宿泊客はもちろん、地元の人も多く訪れ、ソファでくつろいだり、本を読んだり、おしゃべりしたりと各々が自由に過ごしています。

訪れたすべての人に楽しんでもらえるように、多国籍なフードメニューと豊富な種類のドリンクを用意(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)
訪れたすべての人に楽しんでもらえるように、多国籍なフードメニューと豊富な種類のドリンクを用意
(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)
バータイムは人でいっぱい!スタンド式の席が多く、隣に居合わせた人と話が弾むこともしばしば(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)
バータイムは人でいっぱい!スタンド式の席が多く、隣に居合わせた人と話が弾むこともしばしば
(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)

客室はシンプルながらも必要なものがすべてそろっています。外国人宿泊客が8割を占めるというこのゲストハウスでは、ベッドのサイズも少しゆったりめに設計され、広く使えるのがうれしいところ。

ドミトリーはベッドごとにカーテンの間仕切りが。それぞれに読書灯やコンセントが設置されています(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)
ドミトリーはベッドごとにカーテンの間仕切りが。それぞれに読書灯やコンセントが設置されています
(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)

また、24時間利用できる宿泊客専用のコモンスペースも。旅に関するさまざまな本や雑誌が充実しており、好きに手にとって閲覧できます。共有のPCが置かれているほか、壁にコンセントがいくつも備え付けられているので、自分のPCなどを持ち込んで調べ物をするのにももってこい。ほかの旅人との情報交換や交流の場としても使えます。

コモンスペースも統一感のあるお洒落な雰囲気です(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)
コモンスペースも統一感のあるお洒落な雰囲気です
(写真提供/Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE)
Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE
住所:東京都台東区蔵前2-14-13
料金:ドミトリー1泊3000円~
URL:https://backpackersjapan.co.jp/nuihostel/

BUNKA HOSTEL TOKYO(ブンカホステルトーキョー)

「誰もがくつろげるような場所にしたい」と、清潔感があり親しみやすいデザインに(写真提供/Shiori Kawamoto)
「誰もがくつろげるような場所にしたい」と、清潔感があり親しみやすいデザインに
(写真提供/Shiori Kawamoto)

外国人観光客から根強い人気を誇る浅草エリア。そんな浅草に誕生したのが雷門から徒歩5分ほどの商店街の一角に位置する、BUNKA HOSTEL TOKYO。現代の日本らしさを発信するこのホステルは、清潔感のある洗練されたデザインが印象的です。

客室はほとんどがドミトリー。スチールと木材で作られたオリジナルのバンクベッドは、まわりを壁で囲まれプライベート感を重視したつくりで、周囲の目を気にすることなく気楽に過ごせるのが魅力です。2段ベッドではありますが、入り口が互い違いに設計されているため、通常よりもほかの人の音が気になりにくい仕組み。こんな細やかな配慮もBUNKA HOSTEL TOKYOが高い人気を得ている理由のひとつです。

2015年12月にOPENしたばかりの綺麗な客室(写真提供/Shiori Kawamoto)
2015年12月にOPENしたばかりの綺麗な客室
(写真提供/Shiori Kawamoto)

このバンクベッドのドミトリーには、女性専用フロアも用意されているので、女性の皆さんもご安心を!男女混合ドミトリーと同一料金で宿泊可能です。さらにもっとゆったりと過ごしたいという方には、シングルベッドのドミトリーもおすすめ(男女混合のみ。1泊5000円~)。

また、1階フロントのすぐ隣には「居酒屋ブンカ」が併設されており、宿泊客や、会社帰りの人、カップルなど一般客でいつでもにぎわっています。四季折々の食材を使ったお惣菜や鍋などこだわりの日本食と、それらにぴったりの全国各地から選び抜かれた日本酒の数々が楽しめます。

開放感あふれるオープンなつくりの居酒屋
開放感あふれるオープンなつくりの居酒屋
BUNKA HOSTEL TOKYO
住所:台東区浅草1-13-5
料金:ドミトリー1泊3000円~
URL:http://bunkahostel.jp/

WISE OWL HOSTELS TOKYO(ワイズ・アウル・ホステルズ・トーキョー)

木に囲まれた宿泊スペースは居心地抜群!(写真提供/WISE OWL HOSTELS TOKYO)
木に囲まれた宿泊スペースは居心地抜群!
(写真提供/WISE OWL HOSTELS TOKYO)

フクロウが女将を務めている、一風変わったWISE OWL HOSTELS TOKYO。ビジネス街で知られる八丁堀に、2016年7月下旬にオープンしたばかりの真新しいゲストハウスです。八丁堀駅から徒歩30秒とアクセスは抜群。銀座や日本橋、築地が徒歩圏内であるだけでなく、東京駅から地方へ足を延ばす拠点にも最適です。

宿のテーマとなるのが名前にも入っているフクロウ。夜行性である「フクロウのように賢く東京を夜まで遊びつくす」ことをコンセプトに、一貫したゲストハウスづくりがなされています。たとえば、宿泊スペース。ドミトリー、個室含め100床以上あるベッドのすべてにシモンズ製のマットレスが使用されています。これは「夜遅くまで目いっぱい遊んで短時間の睡眠しかとれなくてもぐっすり眠れるように」との心くばりから。お値打ち価格の宿なのに、一流ホテル級の寝具が備わっているなんてうれしいかぎり。

プライバシーに配慮されたドミトリーには読書灯やコンセント・USBジャックはもちろん、鍵付きの収納スペースも備わっています(写真提供/WISE OWL HOSTELS TOKYO)
プライバシーに配慮されたドミトリーには読書灯やコンセント・USBジャックはもちろん、鍵付きの収納スペースも備わっています
(写真提供/WISE OWL HOSTELS TOKYO)

注目したいのが、音響空間とスピーカーにこだわり、心地よいサウンドを楽しむことができるSOUND&BAR「HOWL」。ゲストハウスの地下1階に併設されているので時間にとらわれることなく、心ゆくまで遊ぶことができます。寝る前のちょっと一杯にもよさそう。

スタイリッシュなバー内。ライブやDJイベントも行われる(写真提供/WISE OWL HOSTELS TOKYO)
スタイリッシュなバー内。ライブやDJイベントも行われる
(写真提供/WISE OWL HOSTELS TOKYO)

さらに1階には出汁をテーマにおでんや日本酒、焼酎が楽しめる「地酒・おでん・肴 フクロウ」や、朝7時から営業している「OBSCURA COFFEE STAND」のコーヒー豆を使ったスペシャリティコーヒースタンド「WISE OWL CAFE」などを併設。食にもこだわっています。

WISE OWL HOSTELS TOKYO
住所:中央区八丁堀3-22-9
料金:ドミトリー1泊3600円~
URL:http://www.wiseowlhostels.com/

ほかにもこんなお洒落なゲストハウスがたくさん!

都内にはここで紹介した宿以外にも、紹介しきれないほどのゲストハウスがあります。そのなかからユニークなコンセプトを持つものをいくつかピックアップしてみました。

BOOK AND BED TOKYO

本棚の奥がベッドという新しいスタイル(写真提供/トリップアドバイザー)
本棚の奥がベッドという新しいスタイル
(写真提供/トリップアドバイザー)

「泊まれる本屋」をコンセプトにしたユニークなゲストハウス。実際に棚に置かれた本を手に取って読みながら眠りにつける、至福の時間を味わえます。秘密基地のような本棚の中のベッド「BOOK SHELF」とプライベート感の高い「BUNK」のスペースが用意されています。

BOOK AND BED TOKYO
住所:豊島区西池袋1-17-7 ルミエールビル7階
料金:一泊3780円~
URL:http://bookandbedtokyo.com/

TOKYO HUTTE(東京ヒュッテ)

1階にはコワーキングスペース&カフェが併設されています(写真提供/トリップアドバイザー)
1階にはコワーキングスペース&カフェが併設されています
(写真提供/トリップアドバイザー)

東京スカイツリーのすぐ真下にあるTOKYO HUTTE。コワーキングスペースには、電源とWi-Fiが完備されているほか、コピーやFAXの使用も可能。ドミトリーには荷物の置けるスペースやハンガー、扇風機、鍵付きロッカーが設置され、使い勝手抜群です。

TOKYO HUTTE
住所:墨田区業平4-18-16
料金:ドミトリー1泊3200円~
URL:http://www.tokyohutte.co.jp/

カオサンワールド浅草旅館&ホステル

畳や掘りごたつなどこれぞ“和”な雰囲気を感じられる客室(写真提供/トリップアドバイザー)
畳や掘りごたつなどこれぞ“和”な雰囲気を感じられる客室
(写真提供/トリップアドバイザー)

全国でゲストハウスを運営している業界最大手のカオサングループの経営するホステル。旅館&ホステルという名前の通り、客室は旅館風の和室と気軽に利用できる洋室が用意され、外国人観光客から人気を博しています。

カオサンワールド浅草旅館&ホステル
住所:台東区西浅草3-15-1
料金:ドミトリー1泊2800円~
URL:http://khaosan-tokyo.com/ja/world/

カンガルーホテル

くつろげるロビースペース。2015年末には新棟もオープンしています(写真提供/トリップアドバイザー)
くつろげるロビースペース。2015年末には新棟もオープンしています
(写真提供/トリップアドバイザー)

コンクリート打ちっ放しのモダンなデザインが印象的なカンガルーホテルは、かつてグッド・デザイン賞を受賞したことも。客室は個室のみとなっており、洋室・和室から選ぶことができます。家族経営で和気あいあいとした雰囲気が魅力。

カンガルーホテル
住所:台東区日本堤1-22-2
料金:シングルルーム1泊3600円~
URL:http://kangaroohotel.jp/

地方から東京へ来たときはもちろん、首都圏に住んでいてもわざわざ遊びに行きたくなってしまうほど、都内にはオシャレなゲストハウスばかり。ホテル代わりに利用してみるのも楽しそうです。ただし、ゲストハウスはタオルや歯ブラシなどアメニティ類は有料となる場合がほとんどなので、持っていくのをお忘れなく!