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子供と一緒に海外旅行!子供料金ってあるの?旅の手配の疑問を解決!

2015.12.10ANAオリジナル

ANAオリジナル
海辺で遊ぶ子供

子供と一緒に海外旅行に行こう!と、一念発起したはいいけど、どこに行く?出発までに何をすればいいの?と、悩みは尽きません。そこで、子連れにおすすめの旅先のアイディアから航空券やホテルの予約の方法など、旅の計画の立て方をガイドしていきましょう。

Text by
Hikaru Arasawa

子連れにおすすめの海外はどこ?

海で遊ぶ親子

おすすめの旅先は子供の年齢によって変わります。0~3歳の乳幼児なら、移動時間も短く、あまり動き回らずのんびりできるビーチリゾートがおすすめです。ハワイなど太平洋の島々やアジアのリゾートなどが人気。ただ、ハワイがいい?グアムがいい?と、旅先を主体に選ぶよりも、子供用のプールがあるホテルや穏やかな海を目の前にしたホテルなど、子供目線でホテルの施設やロケーションにこだわって旅先を選んだほうが満足度も高くなります。

4歳を過ぎると同じビーチリゾートでも、年齢制限や身長制限があるオプショナルツアーやウォーターパークなど、参加できるものが増えてきます。ビーチリゾートだけでなく、ジャングルトレッキングや象乗りなどちょっとしたアドベンチャー気分を楽しめる、タイやマレーシアといったアジアも視野に入ってきます。挑戦できるアクティビティがぐんと増えてくるので、親子で存分に「体験の旅」を満喫できます。
さらにシティエリアでも、台湾や韓国、シンガポール、クアラルンプール(マレーシア)といった身近なアジアは、インフラが整っていて子連れにもやさしく、子供たちの記憶に深く残る異文化体験ができるのでおすすめです。

小学生にもなると、ロングフライトも乗り切れるようになってきます。アメリカ西海岸やオーストラリアなどはいかがでしょうか?西海岸は大人も楽しめるテーマパークがたくさんありますし、アウトドア派ファミリーなら、世界遺産の大自然をトレッキングしたりと、アクティブな旅にも挑戦したいところですね。

旅先を決めたら早速手配!どうやって予約する?

海で遊ぶ親子

最近はインターネットで簡単に航空券やホテルを予約できるようになり、日中、何かと忙しいママ・パパにはありがたい限り。うまくインターネットを利用して理想の子連れ旅を実現させましょう。

旅行会社がパッケージツアーとして販売しているものは、航空会社やホテルが指定されているケースがほとんどで、それぞれのファミリーの細かいニーズにぴったり合うものを見つけ出すのは難しいかもしれません。その点、航空会社の予約サイトや世界中のホテルを扱うホテル専用予約サイトなどで個別に予約すれば、より理想の旅をつくり上げることができます。
航空券とホテルを自分で予約するのは、かなり大変なのでは?と思う人もいるかもしれませんが、一度試してみると思いのほか簡単ですよ。
例えば航空券であれば、朝の便と夜の便では運賃が異なったり、1日旅程をずらすだけで大きく運賃が異なったりします。また多くの路線で、飛行機のシートレイアウトを自分で確認しながら座席指定できるのもポイント。子連れですと、座席の配置はかなり気になりますよね。そのように、リアルタイムで料金比較、座席指定をできるのは嬉しいもの。

ただし繁忙期は、個人手配では予約が取りにくいこともあります。状況によって旅行会社が募集するパッケージツアーを利用する柔軟さも持ち合わせておくといいでしょう。

旅行代金に子供料金ってあるの?

砂浜で遊ぶ子供

さて、気になるのは子供料金です。子供料金と一口に言いましたが、海外旅行の場合、子供料金には0~2歳未満の「幼児料金」と2歳以上12歳未満の「小児料金」に区分されるケースがほとんどです。

まず、航空券とホテルの子供料金についてご紹介しましょう。
国際線の航空券の割引率は原則下記のようになっています。

幼児運賃(2歳未満)
大人運賃の10% 座席の利用なし

小児運賃(2歳以上12歳未満)
大人運賃の75% 座席の利用あり

※大人1人が同伴できる幼児は2人まで。大人1人が幼児2人を同伴する場合、1人は小児運賃が適用されます。また幼児運賃、小児運賃の設定がない運賃や割引率が異なる運賃もあります。

次にホテル代です。
日本と異なり海外の場合、宿泊する人数によって料金が決まるのではなく、使用する部屋に料金がかかります。ルームチャージといって、部屋のタイプで料金が変わります。それぞれの部屋に収容可能人数が決まっており、少なくとも2歳未満は人数にカウントされません。例えばダブルルームに大人2人泊まる場合と、大人2人と2歳未満の赤ちゃんを添寝で泊まる場合、料金は同じです。
2歳以上の場合、ベッドを利用するのであれば基本的に1人とカウントされ、特に割引料金はありません。ただし、添寝するのであれば人数にカウントしないこともありますし、6歳までは人数にカウントしない、エキストラベッドを1台無料で追加できる……など、その対応はホテルによってさまざま。ホテル予約サイトなどではその辺の細かい設定ができないこともあるので、よくわからない場合は、直接ホテルに問い合わせるなどしたほうがいいかもしれません。

一方でパッケージツアーの場合、子供料金の設定は旅行会社によって、また同じ旅行会社でもツアーによっていろいろ細かく設定しています。幼児料金と小児料金を一律で割引料金を設定している場合や、年齢やベッドの有無などで細かく割引を設定している場合もあります。また特に子供料金の設定がなく、大人料金を適用するケースもあります。ですので、一概に大人料金の何%引きと言えません。

一般的には、下記のように区分して、子供料金を設定していることが多いようです。

幼児料金(0~2歳未満)
飛行機の座席:なし/ホテルのベッド:なし(添寝)/ホテルの食事やアメニティ:なし

ノーベッド(添寝)子供料金(2歳以上~12歳未満)
飛行機の座席:あり/ホテルのベッド:なし(添寝)/ホテルの食事やアメニティ:なし

小児料金(2歳以上~12歳未満)
飛行機の座席:あり/ホテルのベッド:あり/ホテルの食事やアメニティ:あり

子連れ旅行に力を入れている旅行会社では、時期によっては大人2人の申し込みで幼児無料といったファミリー向けのキャンペーンを展開していることもあります。旅行会社のホームページやパンフレットをまめにチェックしてみるといいかもしれません。

海外旅行の子供料金に関する注意点

子供用のサンダルとサングラス

航空運賃に関して、旅行中に2歳の誕生日を迎えたら?飛行機に乗る日が誕生日だったら?という質問を受けることがあります。
日本の航空会社の場合、搭乗日(飛行機に乗る日)が2歳の誕生日の場合、運賃は幼児運賃ではなく小児運賃になります。したがって、旅先で誕生日を迎える場合、往路は幼児運賃が適用され、復路は小児運賃が適用されます。ただし外資系の航空会社では事情が異なることもあるので、事前に確認したほうがよさそうです。

また逆に、1歳でも2歳に近くなってくると、座席がほしいですよね。そういう場合は2歳未満でも小児運賃を出せば席を確保できます。たまたま隣に誰も座っていなかった!なんていうラッキーな話も聞きますが、活発なお子さんでしたら小児運賃を出してでも確実に席を確保したいという気持ちもあります。

さらに子供料金の航空券にもサーチャージや空港使用料が加算されます。サーチャージは運賃に応じてかかります。空港使用料は、各空港で子供料金(2~12歳)が設定されています。例えば羽田空港国際線ターミナルの場合、大人2,570円、子供1,280円(2015年11月現在)となっています。

なぜか旅行の直前になって急な発熱やケガをしてしまうのが、子供です。最後に子連れ旅行にありがちなキャンセルに関して説明しましょう。
ホテルと航空券を個別に予約した場合、ホテル代は宿泊予定日の前日までキャンセル料がかかりません。また航空券はその種類によって取消料が変わってきますが、正規割引運賃の場合は、出発までにキャンセルの連絡をすれば、わずかな既定手数料ですみます。ただしホテルや航空券の種類、キャンペーンなどでキャンセル料の規定が変わりますので、申し込む前に必ずチェックしましょう。
一方、パッケージツアーは旅行開始日の30日前から旅行代金の20%(ピーク時は40日前から旅行代金の10%)、前々日から当日は50%のキャンセル料がかかってしまいます。パッケージツアーの利用は、“もしも”の場面で、やや出費を覚悟しなくてはならないかもしれませんね。

旅先が決まり、航空券とホテルの予約が終わればまずは一安心。旅先のガイドブックをチェックしながら、子供と一緒に何をしようか?と旅への期待を膨らませてください。