2019年9月1日より、成田空港からANA直行便が毎日運航を開始することで、より便利になるオーストラリア・パース。西オーストラリア州の州都であるパースは、緑あふれる広々とした公園や、ゆったりと流れるスワン川、そして都会的でクリーンな街並みが共存する魅力的なエリアです。街から少し離れると、歴史ある港町やワイナリー、大自然の中で暮らす野生動物と触れ合えるスポットなどがいっぱい。そんな見どころ満載の注目の都市パースを出発点として、西オーストラリア州政府観光局のおすすめ情報をもとに組み立てた2泊3日のモデルコースをご紹介。街や自然、おいしい食べものを楽しみながら、とびきり愛らしい野生動物たちと出合う旅に出発です!

Text by
Atori Hagiwara (minimal)
Cover Photo by
Tourism Western Australia

パースの場所、気候、時差は?

パースはオーストラリアの西側・西オーストラリア州にあります。東海岸にあるシドニーや首都のキャンベラからは約4,000kmの距離です。

日本とパースの時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。サマータイムはありません。日本とは季節が逆となるオーストラリアでは、9~11月が春、12月~2月が夏、3~5月が秋、6~8月が冬に当たります。
どのエリアも年間を通じて日差しや紫外線が強いので、サングラスや帽子、日焼け止めクリームなど対策はお忘れなく。1年中、気温は比較的温暖です。夏(12月~2月)はほとんど雨が降らず、平均最高気温は30℃前後ですが、夜は涼しくなるので1枚羽織るものがあると便利。晩秋から冬(5~8月)は、平均最低気温が10℃前後まで下がり、最低気温が10℃に届かない日もありますので防寒具を用意しましょう。10月ごろまでは長袖や重ね着ができる薄手の服を持っていくと安心です。

【1日目 20:15】パース空港着
エリザベス・キーのルーフトップバーで夜景を楽しむ

スワン川にかかるエリザベス・キー・ブリッジ(Photograph:Tourism Australia)
スワン川にかかるエリザベス・キー・ブリッジ
(Photograph:Tourism Australia)

パースへの直行便のフライトスケジュールは、成田空港を11:10発→パース20:15着(NH881)です。夜のパース空港に到着したら、まずは街の中心地「エリザベス・キー」へ。空港からバスで45分ほどの場所にある、2016年にオープンした新しいウォーターフロントです。パースの街を穏やかに流れるスワン川に面し、周囲にはおしゃれなカフェやレストランが立ち並びます。

「The Reveley」3階部分の「HENRY’S ROOFTOP」から見える夜景(Photograph:Tourism Western Australia)
「The Reveley」3階部分の「HENRY’S ROOFTOP」から見える夜景
(Photograph:Tourism Western Australia)

川辺をのんびり散策し長旅の疲れをリフレッシュしたら、うっとりするようなパースの夜景を眺めながらのディナーへ。「The Reveley」では、四方を大きなガラス窓に囲まれたフロアで、カクテルなどの豊富なお酒と食事を楽しむことができます。

The Reveley
住所:Lot 901, Riverside Drive Perth, WA 6000
URL:http://www.thereveleybar.com.au/

【2日目 7:00】
キングスパークで朝ピクニック

朝の散歩がてら、パースの街を見下ろせる(Photograph:©︎Tourism Western Australia)
朝の散歩がてら、パースの街を見下ろせる
(Photograph:©︎Tourism Western Australia)

翌日は、市民の憩いの場「キングスパーク」へ朝ピクニックに出かけましょう! キングスパークは都市の街並みと豊かな自然が共存する、パースを代表する観光スポット。こちらはエリザベス・キーから徒歩とバスで20分ほどの道のり。広々とした芝生にシートを広げてピクニックするもよし、パーク内のカフェで緑に囲まれて朝食をとるのも◎。

日本に自生する草花とはまた違った、個性的な種を見ることができる(Photograph:︎Tourism Western Australia)
日本に自生する草花とはまた違った、個性的な種を見ることができる
(Photograph:︎Tourism Western Australia)

キングスパーク内にあるボタニックガーデンでは3,000種以上の西オーストラリア州固有の植生を見ることができます。9月には「ワイルドフラワー・フェスティバル」も開催され、パーク内が花々に彩られる様は必見です。

木々の間を抜ける遊歩道からスワン川を一望(Photograph:©Tourism Western Australia)
木々の間を抜ける遊歩道からスワン川を一望
(Photograph:©Tourism Western Australia)

パーク内で食事や散歩、景色を満喫したり、芝生でアクティビティをしたりと思い思いに時間を過ごしてみてください。

キングスパーク
住所:Fraser Ave, Perth WA 6005

【2日目 10:00】
スワンバレーのブドウ畑でワインを試飲

周囲にはチョコレートショップやコーヒーショップも。余裕があれば寄り道してみよう(Photograph:︎Tourism Western Australia)
周囲にはチョコレートショップやコーヒーショップも。余裕があれば寄り道してみよう
(Photograph:︎Tourism Western Australia)

キングスパークから北東へ車で約30分ほど移動すると、西オーストラリア州で最も歴史あるワインの産地のひとつ「スワン・バレー」に到着。なかでも「ランカスター・ワインズ」はブドウ畑に囲まれながら、青空の下でワインを飲むことができるワイナリーです。

開放的な雰囲気が魅力(Photograph:︎Tourism Western Australia)
開放的な雰囲気が魅力
(Photograph:︎Tourism Western Australia)

スワン・バレーの果てしなく続くブドウ畑を眺めながら、数種類のワインを試飲することができます。

さわやかな空気のなかでいただくワインとチーズは格別(Photograph:︎Tourism Western Australia)
さわやかな空気のなかでいただくワインとチーズは格別
(Photograph:︎Tourism Western Australia)

ワインに合わせて、地元産のチーズのほかオリーブやパテ、クラッカーもオーダー可能。カジュアルな雰囲気のなか、おいしいワインとおつまみを手についつい長居してしまいそう。

ランカスター・ワインズ
住所:5228 West Swan Road, West Swan WA 6055
URL:https://lancasterwines.com.au/

【2日目 13:30】
歴史ある港町・フリーマントルでシーフードランチ

Kailis Fish Market Caféの店内。港町ならではのグルメ、ロブスターも!(Photograph:︎Tourism Western Australia)
Kailis Fish Market Caféの店内。港町ならではのグルメ、ロブスターも!
(Photograph:︎Tourism Western Australia)

ランカスター・ワインズから車で1時間ほど南西へ進むと、インド洋に面した港町「フリーマントル」があります。ワインとチーズのおかげでほどよく小腹がすいてきたら、「Kailis Fish Market Café」へ。ここはフィッシュ&チップスがおいしいと評判のお店です。

天気のいい日はテラス席で、潮風に吹かれながらいただこう(Photograph:︎Tourism Western Australia)
天気のいい日はテラス席で、潮風に吹かれながらいただこう
(Photograph:︎Tourism Western Australia)

港のすぐそばにお店を構え、フィッシュ&チップスのほかに、ロブスターなどの魚介類を焼いたBBQ、ムール貝やカキなど、新鮮で豊富なメニューが揃います。

Kailis Fish Market Café
住所:46 Mews Rd, Fremantle WA 6160
URL:https://www.kailis.com/fremantle/
開拓時代に思いを馳せながらの町歩き(Photograph:©︎Tourism Western Australia)
開拓時代に思いを馳せながらの町歩き
(Photograph:©︎Tourism Western Australia)

新鮮なシーフード料理でお腹を満たしたら、次の目的地に向かうまでの間、少しだけ街を散策。フリーマントルは19世紀に建てられた建造物が残る歴史的な港町として知られています。

カフェ「Ootong and Lincoln」の側壁に描かれたウォールアート(Photograph:︎Tourism Western Australia)
カフェ「Ootong and Lincoln」の側壁に描かれたウォールアート
(Photograph:︎Tourism Western Australia)

街には現代的でおしゃれなフォトジェニックスポットも! ほかにもいくつかウォールアートがあるので、散策がてらに探してみてはいかがでしょうか。

【2日目 15:00】
「クオッカ」に会いに、ロットネスト島へ!

島には63もの美しいビーチがある(Photograph:Tourism Australia)
島には63もの美しいビーチがある
(Photograph:Tourism Australia)

フリーマントルのフェリーターミナルから出航するフェリーに乗って、約30分。「ロットネスト島」は、その昔、島を訪れた探検家が「ネズミがたくさんいる島」という意味で名付けた島。しかし、この島にたくさん生息しているのは、実はネズミではなく「クオッカ」という有袋類の小動物。これがとてもかわいいと観光客に人気です。

2本の後ろ足で飛び跳ねるように移動するクオッカ(Photograph:Tourism Australia)
2本の後ろ足で飛び跳ねるように移動するクオッカ
(Photograph:Tourism Australia)

こちらがそのクオッカ。つぶらな瞳とこのサイズ感がなんともいえないかわいさ。

にっこり笑っているかのような顔が人気のクオッカ(Photograph:Tourism Western Australia)
にっこり笑っているかのような顔が人気のクオッカ
(Photograph:Tourism Western Australia)

クオッカはほぼロットネスト島のみに生息する、とても貴重な動物。野生動物ですが、人懐こい性格のため、カメラを向けてもあまり逃げないそう。クオッカとのツーショット写真に成功する人も多く、SNSでも話題です。

インド洋に沈む夕日(Photograph:Tourism Western Australia)
インド洋に沈む夕日
(Photograph:Tourism Western Australia)

ロットネスト島のみどころはクオッカのほかにもたくさんあります。入江にはバンドウイルカやオットセイが生息し、9~11月はザトウクジラを見ることができます。サイクリングやボートツアー、バスツアーなどのアクティビティも人気で、魅力満載の島。

また、島内には宿泊施設があるので、ロットネスト島をより長く楽しみたい方は、島に1泊してしまうのもおすすめです。

ロットネスト島
URL:https://www.rottnestisland.com/