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ストックホルム

パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。

掲載している内容は2024年12月9日時点の情報です。

入国とビザ

ビザ

観光目的の旅(あらゆる180日間に90日以内の滞在)なら不要。

パスポート

シェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヵ月以上の有効残存期間が必要。

  • シェンゲン協定
    2024年7月現在、シェンゲン協定実施国は、アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシア、クロアチア、サンマリノ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク。
    日本など協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国審査を受ける。
  • ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがある。必ず大使館、領事館または旅行会社で確認。

検疫

日本からスウェーデンへの渡航の際、必要な申請及び許可がない限り、以下は持ち込みが禁止されている。

  • a、 果物類、野菜類、植物類、種物、食物、昆虫類
  • b、肉、肉製品、乳、乳製品
  • c、絶滅のおそれのある動物、およびそれらから作られた製品
  • d、ペットを含む動物類

税関

電子たばこの持ち込み

スウェーデンへの電子タバコの持ち込みは個人使用を目的とした、18歳以上のみ可能。
飛行機やフェリーを利用して入国する場合は4700SEK相当額まで、それ以外の経路で入国する場合は3300SEK相当額までが免税対象となる。しかし、ニコチンを含む電子タバコ用リキッドの持ち込みはこの限りではない。ニコチン含有リキッドの免税範囲は1人20mlまで。それを超える量の持ち込みは免税対象外となる。

免税タバコの持ち込み、所持について

  • アルコール:スピリッツ類1ℓとワイン2ℓ、またはワイン4ℓ、ビール16ℓのいずれか
  • たばこ:紙巻たばこ200本、葉巻50本、細巻きの葉巻100本、刻みたばこ250gのいずれか

時差とサマータイム

時差

中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、時差は8時間。日本時間からマイナス8時間となる。サマータイムは、3月最終日曜から10月の最終日曜まで。この時期は1時間早くなり、時差は7時間になる。飛行機や列車など乗り遅れに注意しよう。

気候

気候

北欧諸国最大の面積をもつ国。国土の北部はラップランドと呼ばれる北極圏の地。
国土の53%が森林で約9万以上の湖が点在し、バルト海に面して約2700kmもの海岸線が続く。南部のスコーネ地方だけが豊かな穀倉地帯になっている。
沿岸を流れるメキシコ湾流のおかげで、緯度のわりには穏やかな気候。四季も比較的はっきりと分かれている。
北極圏以北のラップランド地方では、夏には太陽の沈まない白夜になり、冬には太陽がまったく昇らない極夜となる。

ストックホルムと東京の最高気温・最低気温、月間降水量

通貨と為替レート・税金・両替・チップ

通貨と為替レート

よく見かける紙幣は上の4種類。コインにはすべて王冠のマークが入っている。

通貨は、クローナKrona(単数)。略号はSEK。
紙幣は20、50、100、200、500、1000SEKの6種類、コインは1、2(ほぼ出回っていない)、5、10SEKの4種類。ただし、国内ではキャッシュレス化が進み、公共機関の券売機は大半が現金不可。クレジットやデビットなどのカードやSwishというスマホアプリによる決済が主流で、現金不可の店舗や観光施設も増えている。渡航の際は必ずクレジットカードを用意すること。
2024年12月6日現在 1SEK=13.71円

税金

スウェーデンでは、ほとんどの商品に12%または25%の付加価値税(VAT)が課せられているが、EU加盟国以外の国に居住している旅行者が「TAX FREE」と表示のある店で1日1店舗につき200SEK以上の買い物をした場合、手続きをすれば付加価値税の最大約19%が払い戻しになる。

買い物の際

「TAX FREE」とある店で200SEK以上の買い物をしたら、旅行者である旨を申し出、免税書類を作成してもらう。作成の際、身分確認とパスポート番号が必要なので、パスポート携帯を。免税扱いで購入した商品は、スウェーデンまたはEU最終出国まで開封不可。

出国の際

スウェーデンから直接日本へ帰国する場合やEU加盟国以外の国へ出国する場合は、スウェーデン出国時に払い戻しを受けるための手続きを行う。手続きは以下の通り。

  1. ストックホルムのアーランダ国際空港の場合は、ターミナル5の出発フロアにグローバルブルー・カウンターがあるので、そこで買い物の際に作成してもらった免税書類を提出し、代行スタンプを押してもらう。その際、免税書類に商品購入時のレシートを添付しておくこと。また、航空券とパスポート、未使用の購入商品の包みを見せるように求められるので、あらかじめ用意しておくこと。スタンプの受領期限は、商品購入月の末日より3ヵ月以内。また、北欧4ヵ国以外で購入した商品については、正規の税関スタンプを受領しグローバルブルー・カウンターで手続きを行う。手荷物の場合は出国手続き後に税関スタンプをもらう。なお、代行スタンプを受領した場合、免税書類を提出する際パスポートのコピーを添付する。
  2. スタンプをもらったら出国手続きを行う。日本へ免税書類を持ち帰った場合は、グローバルブルー専用ポストに免税書類を投函すればクレジットカードまたは小切手で払い戻しを日本円で受け取ることができる。ただし、手続きが行えるのは、グローバルブルーの加盟店のみ。アーランダ国際空港で払い戻しを受ける場合は、スタンプをもらったあと、搭乗手続きを済ませ、トランジットエリアにある税金払い戻しカウンターに免税書類を提出する。クレジットカードへの手続きや銀行小切手で自宅に郵送もできる。免税書類(税関スタンプ受領済み)の申請期限は商品購入日より1年以内。
  • スウェーデン出国後、ほかのEU加盟国を旅行して帰国する場合、最終的にEU加盟国を出国する際に手続きをして税金の還付を受けることになるので、スウェーデンでの手続きは不要。数ヵ国分の免税書類もまとめて手続きできる。
  • ターミナル5は2022年半ばまで改修工事中。時間など変更の可能性あり

チップ

料金にサービス料が含まれている場合がほとんどのため、チップの習慣はない。ホテルなどで大きな荷物を持ってもらうなど、特別な用事を頼んだときに、お礼として渡す程度。

電圧とプラグ

電圧

220~230V、50Hz。日本から電気製品を持っていき利用するには変圧器が必要となる。プラグは丸2ピンのBまたはCタイプ。

ビデオとDVD方式

ビデオとDVD方式

日本のNTSC方式ではなく、PAL方式となるので、現地購入のDVDは一般的な日本国内用DVDプレーヤーでは再生できない。DVDのリージョンコードは日本と同じ「2」なので、DVD内蔵パソコンであれば再生できる。

郵便

郵便

郵便局は民営化されポストノード Postnordという会社が運営。ほとんどがスーパーマーケットなどに窓口を設けている。投函の際にはAir Mailと明記するか「PRIORITAIRE」と印刷されたブルーのシールを貼ること。日本までは、はがき1枚および50gまでの封書は36SEK。
切手の販売は、PressByrånやセブンイレブンなどのコンビニやガソリンスタンドでも行われており、営業時間中ならいつでも対応してくれる。

電話

電話の掛け方

スウェーデンから日本へ電話をかける場合

東京(03)1234-5678へかける場合
STEP1

00(国際電話識別番号)

STEP2

81(日本の国番号)

STEP3

3(0を取った市外局番)

STEP4

1234-5678(相手先の電話番号)

日本からスウェーデンへ電話をかける場合

STEP1

国際電話会社の番号

  • 001(KDDI)
  • 0033(NTTコミュニケーションズ)
  • 0061(ソフトバンク)
  • 005345(au携帯)*1
  • 009130(NTTドコモ携帯)*2
  • 0046(ソフトバンク携帯)*3
STEP2

010(国際電話識別番号)*1

STEP3

46(スウェーデンの国番号)

STEP4

8(市外局番の0を除いた番号)

STEP5

12-345678(相手先の電話番号)

  • *1.auは005345をダイヤルしなくてもかけられる。
  • *2.NTTドコモは事前登録が必要。009130をダイヤルしなくてもかけられる。
  • *3.ソフトバンクは0046をダイヤルしなくてもかけられる。
  • 携帯電話の3キャリアは「0」を長押しして「+」を表示し、続けて国番号からダイヤルしてもかけられる。

祝日・祭日

祝日・祭日

都市によって異なる移動祝祭日(*印)に注意。

2024年

  • 1月1日 元旦
  • 1月6日 顕現日
  • 4月18日 *聖金曜日
  • 4月20日 *イースター
  • 4月21日 *イースターマンデー
  • 5月1日 メーデー
  • 5月25日 *聖霊降臨祭
  • 5月29日 *昇天祭
  • 6月6日 ナショナルホリデー
  • 6月20日 *夏至祭イブ
  • 6月21日 *夏至祭
  • 11月1日 *諸聖人の日
  • 12月24日 クリスマスイブ
  • 12月25日 クリスマス
  • 12月26日 ボクシングデー
  • 12月31日 大晦日
  • 移動祝祭日

言語

言語

スウェーデン語。ほかにサーメ語やフィンランド語など。また多くの国民が英語を話す。

ビジネスアワー他

ビジネスアワー

以下は一般的な営業時間の目安。ストックホルムなど大都市のショップは日曜営業している店が多い。また7月には個人経営のレストランが長期休みになる場合も。

銀行

月~水・金10:00~15:00と木10:00~16:00または17:30。土・日は休業。ストックホルムでは~18:00まで営業するところもある。

郵便局

月~金の8:00~18:00。土・日は休み。

デパート(ストックホルム)

月~金10:00~19:00、土10:00~17:00、日12:00~17:00。

ショップ

月~金10:00~18:00、土10:00~14:00または16:00。日は休み。

スーパーマーケット

月~金9:30~20:00、土9:00~16:00、日は休業だが、都市部では営業している場合もある。

年齢制限

飲酒・喫煙は18歳未満の場合は禁じられている。また、レンタカー会社によっては19歳や25歳以上などの制限を設けている場合もある。

喫煙

たばこには重い税金がかけられており、非常に高い。なお公共の場での喫煙は法律で禁止されており、駅や空港は全面禁煙。ホテルやレストラン、バーもほとんどは禁煙。