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ジャカルタ

パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。

掲載している内容は2024年12月10日時点での情報です。

入国とビザ

ビザ

日本国籍のパスポート所持者はインドネシア到着後に空港で到着ビザ(VOA)の取得が可能(観光や商用等での訪問が対象)。到着ビザの代金はRp.50万(インドネシア・ルピアまたは米ドルでの支払い)で、滞在日数は最長30日以内(到着ビザの延長は1回のみ、30日間の延長を各地の入国管理局で可能)。入国前にイミグレーションの公式サイトで、e-VOA(https://evisa.imigrasi.go.id/)も取得できる。電子ビザの申請は到着の14日前から48時間前まで。

  • ビザや入国の条件は変更もあるので最新情報の確認を

パスポート

インドネシア入国時には、パスポートの残存有効期間が6ヵ月以上必要となる(査証欄にはビザなしの場合は連続2ページ以上、ビザ申請の場合は3ページ以上の空白ページが必要)。

検疫

日本からインドネシアへ渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。

  • 動物、魚類、植物(動物製品、魚類製品、野菜製品を含む)。
  • 果物・野菜・米などについては日本での輸出検査やインドネシアが発給する輸入許可書の取得で持ち込み可能なのものある。詳細は「植物防疫所」のサイトを参照。

税関

電子税関申告書(E-CD)

以前は機内で配られていた税関申告書は電子化されている。あらかじめ電子税関申告書(E-CD)のサイトで必要情報を入力し、登録が完了すると表示される「QRコード」をインドネシア到着時に空港の税関で提示する。スームズに提示できるようダウンロードやスクリーンショットにして準備しておくこと。登録は出発の3日前から当日まで可能。なお、個人情報を入力した後に、クレジットカード情報の入力を要求してくる「偽サイト」も存在しているので注意。

電子たばこの持ち込み

電子たばこ/加熱式たばこの本体の持ち込みが可能。カートリッジ(たばこの葉の部分)などは成人一人につき200本以内まで。

免税タバコの持ち込み、所持について

紙巻きたばこ200本、葉巻25本、きざみたばこ100g、アルコール1ℓ

時差とサマータイム

時差

インドネシアには西部(ジャワ島、スマトラ島、カリマンタン西中部)、中央部(バリ島、ヌサ・トゥンガラ諸島、スラウェシ島、カリマンタン東南部)、東部(パプア)の3つの時間帯がある。首都ジャカルタは日本より2時間遅れ(GMT+7)、バリ島は日本より1時間遅れ(GMT+8)。サマータイムは実施していない。

気候

気候

インドネシアは赤道直下の熱帯性気候のため、乾季と雨季のふたつの季節がある。おおむね5~10月が乾季で、11~4月が雨季となる。乾季は湿度があまり高くならずに過ごしやすい。雨季は午後になるとスコールのような大雨が降り、湿度も高くなる。

ジャカルタの年間気候表

通貨と為替レート・税金・両替・チップ

通貨と為替レート

通貨単位はルピアRupiah(一般にRp.と表記される)。1円は約Rp.106(2024年12月6日現在)。
流通している紙幣は1,000、2,000、5,000、1万、2万、5万、10万の7種類。硬貨は100、200、500、1,000ルピアの4種類。

税金

中級以上のほとんどのホテルでは、税金(5~11%)とサービス料(5~10%)が宿泊料に加算される。旅行者が利用する高級レストランやエステサロンでも、料金にサービス料を加算する場合が多い。
2010年からは、付加価値税(VAT)の還付制度がジャカルタとバリで実施されている。対象となるのは外国のパスポートを持つ個人(滞在期間が2ヵ月以内)。還付には対象ショップで1回の買い物の合計額が、500万ルピア(税抜き)以上であることなどが条件となる。

チップ

レストランやホテルの料金にサービス料が含まれている場合、基本的には不要。ただし、気持ちのいいサービスを受けたときには気持ちで渡そう。額は個人の満足度によっても異なるが、以下の相場を参考に。

  • レストラン:店の格にもよるが、5~10%ぐらいの額を支払い時に渡すか、おつりの小銭をテーブルに残す。
  • ホテル&スパ:ホテルのポーターやマッサージの担当者にはRp.2万ほど。
  • タクシー:小額のおつりは要求しないのが慣例となっている。

電圧とプラグ

電圧

アダプターを使えば日本の電化製品で利用できる物もある

電圧は220Vで、周波数は50Hz。プラグは丸ピン2本足のCタイプが一般的。日本国内の電化製品を使用する場合には、変圧器とアダプターが必要。

ビデオとDVD方式

ビデオとDVD方式

インドネシアの放送方式(PAL)は、日本(NTSC)とは異なるので、一般的な日本国内用プレーヤーでは再生できない。DVDソフトはリージョンコードが日本と異なっている。(日本は2、インドネシアは3)。バリ島などで売られている海賊版DVDはリージョンフリーも多いが、日本への持ち込みは違法となるので注意。

ブルーレイ方式

ブルーレイのリージョンコードは日本と同じA。

郵便

郵便

インドネシアの郵便局は「ポス・インドネシア POS INDONESIA」という。EMS便は、ウェブサイトで追跡調査も可能。

一般的な営業時間

月曜~土曜8:00~18:00。また、切手の購入は雑貨屋でも可。高級ホテルではフロントに投函を頼むこともできる。

郵便料金

日本までの各種郵便料金ははがきがRp.1万、封書は重量によりRp.1万〜、EMS便は500gまでRp.31万〜。日本までの郵便は通常4〜10日ほどで届く(EMSは3日程度)。

電話

電話の掛け方

インドネシアから日本へかける場合

STEP1

001、007など(国際電話会社番号)

STEP2

81(日本の国番号)

STEP3

××(頭の0を取った市外局番)

STEP4

1234-5678(相手先の電話番号)

日本からインドネシアへかける場合

STEP1

国際電話会社の番号

  • 0033(NTTコミュニケーションズ)
  • 0061(ソフトバンク)
  • 携帯電話の場合は不要
STEP2

010(国際電話識別番号)

STEP3

62(インドネシア国番号)

STEP4

××(頭の0を取った市外局番)

STEP5

123-4567(相手先の電話番号)

  • 携帯電話の場合は010の代わりに「0」を長押しして「+」を表示させると、国番号からかけられる。
  • NTTドコモは事前にWORLD WINGに登録が必要。

祝日・祭日

祝日・祭日

ほとんどの祝日は各宗教の暦に従っている。新年、メーデー、パンチャシラの日、独立記念日、クリスマス以外は、年ごとに異なる移動祝祭日なので注意。また、バリ島のみの慣例休日だが、ガルンガンの日(2024年は2月28日と9月25日)の前後数日間は多くの店が休みとなる。

2025年

  • 1月1日 新年
  • 1月27日 ムハンマド昇天祭*1
  • 1月28日 政令指定休日*1
  • 1月29日 イムレック(中国暦新年)*1
  • 3月28日 政令指定休日*1
  • 3月29日 ニュピ(サコ暦新年)*1
  • 4月18日 聖金曜日*1
  • 4月20日 イースター(復活祭)*1
  • 4月2~4日 政令指定休日*1
  • 3月31日、4月1日 イドゥル・フィトリ(断食明け大祭)*1
  • 4月7日 政令指定休日*1
  • 5月1日 メーデー
  • 5月29日 キリスト昇天祭*1
  • 5月13日 政令指定休日*1
  • 5月12日 ワイサック(仏教大祭)*1
  • 5月30日 政令指定休日*1
  • 6月1日 パンチャシラの日(国家5原則の記念日)
  • 6月6日 イドゥル・アドハ(犠牲祭)*1
  • 6月9日 政令指定休日*1
  • 6月27日 イスラム暦新年*1
  • 8月17日 インドネシア共和国独立記念日
  • 9月5日 ムハンマド降誕祭*1
  • 12月25日 クリスマス
  • 12月26日 政令指定休日*1
  • *1.移動祝祭日

言語

言語

公用語はインドネシア語。国内各地ではジャワ語やバリ語など、独自の言葉も使われている。ジャカルタやバリ島リゾートエリアなどでは、英語が通じる場合も多い。

ビジネスアワー他

ビジネスアワー

以下は一般的な営業時間の目安。ショップやレストランなどは店やエリアによって異なる。

銀行

月曜~金曜9:00~16:00、土曜9:00~12:00。日曜、祝日休み。

ショップ

都市や観光地では、毎日10:00~21:00くらいが一般的。コンビニは24時間営業が多い。

レストラン

都市や観光地では、毎日10:00~22:00くらいが一般的。閉店時間の30分から1時間前にオーダーストップとなる。観光地では深夜営業や24時間営業の店もある。

年齢制限

観光スポットなどの入場料には、12歳以下の子供料金を設定している場合もある。飲酒や喫煙の年齢制限は法律では規制していない。慣例として17歳前後からたしなむ人が多い。

トイレ

トイレはカマル・クチル Kamar Kecil、またはトイレッ Toiletやウェ・ーセ WCで通じる。町なかに公衆トイレはないので、レストランやファストフード店を見つけて利用しよう。観光スポットには公衆トイレもあるが、あまり掃除が行き届いていない場合もあるので注意。(トイレの清潔度は店のグレードに比例する)。

マナー

バリ島では新年のニュピに、外出や火を使用することは一切禁じられている。緊急時でもないのにホテルの敷地を出ると、旅行者でも警察に逮捕される。また不浄の手とされている左手で、食べ物を持ったり、握手を求めないこと。また頭は精霊が宿る神聖な場所なので、相手が子供でも頭をなでてはいけない。

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