パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年2月29日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」「予防接種」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
観光や商用目的等の到着日から起算して30日間以内(日数は)の滞在はビザが不要。31日以上滞在する場合は59日間有効のツーリストビザを日本のフィリピン大使館や総領事館で取得できる。また、現地での滞在延長手続きも可能で、1回目は29日間まで延長(合計で59日間)できるが、この場合も入国時には30日以内に出国する航空券の提示が必要。2023年4月15日より、乳幼児を含む入国者全員がフライト時間の72時間前から入国審査までにeTravelへの登録が必要となっている。
eTravel登録ページ
滞在中有効な日本のパスポートを所持し、第三国への出国航空券を提示できれば入国可能。ただし、この措置は日本を含む特定国のパスポート所持者に限られることによる混乱から、パスポートの残存有効期間が6か月未満という理由で入国拒否が起きることがあり、滞在予定期間にプラス6か月以上の残存有効期間のパスポートを用意しておくことが日本の外務省により推奨されている。
日本からフィリピンへの渡航に際し動物、植物、水産物或いはそれらの加工品を持ち込む場合には事前に以下の関係先に問い合わせ・確認が必要となる。
2022年1月現在、加熱式タバコ(タバコ葉タイプ)は持ち込み可能ですが、VAPE(電子タバコ、リキッドタイプ)は持ち込みが禁止されています。
日本出発の場合は不要。
アルコールはレギュラーサイズ(各1リットル)2本、たばこは紙巻きたばこ400本、葉巻50本、刻みたばこ250gのいずれかまで、フィリピン・ペソの持ち込み、持ち出しはP5万まで。外貨は、US$1万以上は要申告。
日本との時差はマイナス1時間。日本が12:00のとき、フィリピンは11:00。なお、フィリピンでサマータイムは設定されていない。
熱帯性気候。年間を通じて暖かく、年平均気温は26~27℃。6~11月が雨期、12~5月が乾期と一応分かれているが、地域によってかなり差がある。
服装については、年間を通じて日本の夏の服装でOK。ただし、機内、夜行バス車内、ホテル、デパートなどでは冷房が強く効いていることがあるので、上に羽織るものがあるといい。日差しが強いので、サングラスや帽子もあると便利。
マニラと東京の平均気温
マニラと東京の降水量
平均気温・平均降水量の月別一覧表
東京とマニラの平均気温
月 | 東京の平均気温 | マニラの平均気温 |
---|---|---|
1月 | 6℃ | 26℃ |
2月 | 6℃ | 27℃ |
3月 | 9℃ | 28℃ |
4月 | 15℃ | 30℃ |
5月 | 18℃ | 29℃ |
6月 | 22℃ | 28℃ |
7月 | 25℃ | 28℃ |
8月 | 27℃ | 27℃ |
9月 | 23℃ | 28℃ |
10月 | 17℃ | 27℃ |
11月 | 14℃ | 26℃ |
12月 | 8℃ | 25℃ |
東京とマニラの平均降水量
月 | 東京の降水量 | マニラの降水量 |
---|---|---|
1月 | 60mm | 20mm |
2月 | 80mm | 10mm |
3月 | 110mm | 10mm |
4月 | 130mm | 20mm |
5月 | 120mm | 110mm |
6月 | 140mm | 260mm |
7月 | 130mm | 310mm |
8月 | 120mm | 390mm |
9月 | 190mm | 300mm |
10月 | 170mm | 200mm |
11月 | 90mm | 100mm |
12月 | 40mm | 50mm |
2017年末から新硬貨の流通が開始されている。旧硬貨の使用期限は未定で、当面は並行して流通する。
単位はフィリピン・ペソ(P)。補助通貨はセンタボ(¢)。P1は100¢。2024年3月18日現在、P1は約2.68円。
紙幣の種類はP1000、500、200、100、50、20、10、5(P200はあまり見られない)。硬貨の種類はP20、10、5、1、¢20、10、5、1の8種類(¢1はあまり見られない)。
両替は、ホテル、市内の銀行、両替所、空港内の銀行で、USドルまたは日本円からフィリピン・ペソへの両替ができる。交換レートが一番いいのは両替所で、悪いのはホテル。銀行では、日本円の両替を受け付けないこともある。両替の際もらうレシートは、再両替の際提示を求められることがあるので、最終日まで保管しておくこと。また、銀行や両替所では日本円のおつりを用意していないことが多いので、日本から1000円札を多めに持っていくと、余分な両替をしなくてすむ。さらに、地方に行くときは、マニラやセブ・シティなどで日本円からペソへの両替を済ませておいたほうが無難。
空港やホテルのポーターには荷物1個につきP20~50、レストランで伝票にサービス料が含まれていない場合やタクシーは請求額の10%程度。なお大都市部やリゾート地以外の地方都市や田舎ではチップの習慣はない。
Aタイプ、B3タイプ、Cタイプ
220V、60Hz。プラグは日本と同じAタイプがほとんど。まれにB3、C、Oタイプも見られる。100-240Vに対応していない電気製品を使うためには変圧器が必要。
フィリピンのビデオ方式は日本と同じNTSC式なので、一般的な日本国内用ビデオデッキでの再生が可能。フィリピンのDVDソフトは地域コードRegion Codeが「3」で、日本の「2」とは異なるが、「2」と表示されていれば、DVD内蔵パソコンで再生することができる。
日本までの封書は20gまではP50、はがきはP15で、所要5~10日間。切手の購入と投函はホテルのフロントでも可能。
00(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
3(市外局番と携帯電話の最初の0はとる)
1234-5678(相手の電話番号)
国際電話会社の番号
010(国際電話識別番号)
63(フィリピンの国番号)
2(市外局番の最初の0はとる)
2345-6789(相手の電話番号)
キリスト教に関わる祝日が多く、年によって異なる移動祝祭日に注意。祝祭日には、商店や銀行、郵便局などは休みとなる。このほか特別の休日あり。
国の公用語はタガログ語。ただし、ビサヤ諸島のビサヤ語など、地方によってはタガログ語以外の言葉が使われている。マニラ近郊のカビテ州の一部やミンダナオ島の一部では、スペイン語を多く含むチャバカノ語も話されている。英語は共通語で、アジアで一番通用度が高い。ほかにもイロカノ、ワライなどフィリピンには80前後の言語がある。
一般的に月曜~金曜が9:00~15:00で、土曜・日曜、祝祭日は休み。
スーパーマーケットやショッピングセンターなどは毎日営業、10:00~21:00が目安。小さな商店なら21:00頃まで開いているところもある。ショッピングセンターの多くは、週末は長めに営業。
早朝~24:00頃、各店によって異なる。マニラやセブ・シティ、ダバオなどの大都市では、24時間営業のところも多い。
イースター・ホリデイ(2023年は4月6~9日(4日間)。年によって異なる)はほとんどの店が閉店し、交通機関も多くが運休となる。
レンタカーの年齢制限は会社によって異なるが、フィリピンでは日本と比較できないほど運転が荒いので、免許証があってもなるべく運転はしないように。