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マニラ

パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。

掲載している内容は2024年12月26日時点の情報です。

入国とビザ

ビザ

観光や商用目的等の到着日から起算して30日間以内の滞在はビザが不要。31日以上滞在する場合は59日間有効のツーリストビザを日本のフィリピン大使館や総領事館で取得できる。また、現地での滞在延長手続きも可能で、1回目は29日間まで延長(合計で59日間)できるが、この場合も入国時には30日以内に出国する航空券の提示が必要。乳幼児を含む入国者全員がフィリピン行きフライトの到着時刻72時間前から入国審査時までにeTravelへの登録が必要となっている。eGovPHのアプリ、または下記の公式Webサイトの登録ページからの入力手続きが必要。すべての入力が終わると入国用の2次元バーコードが発行されるので、これを入国審査時に提示する。通信状況によるリスクを避けるために、スクリーンショットでの保存、あるいは印刷しておくのがおすすめ。
eTravel登録ページ

パスポート

滞在中有効な日本のパスポートを所持し、第三国への出国航空券を提示できれば入国可能。ただし、この措置は日本を含む特定国のパスポート所持者に限られることによる混乱があり、入国審査時、あるいは一部の航空会社のフライトのチェックイン時に残存有効期間が6か月未満という理由で入国拒否や搭乗拒否に遭う事例が発生しており、また特例のため急な変更の可能性も否めないことから、日本の外務省はフィリピン滞在予定期間に6か月を加えた残存有効期間のあるパスポートを用意することを強く推奨している。

検疫

日本からフィリピンへの渡航に際し動物、植物、水産物或いはそれらの加工品を持ち込む場合には事前に以下の関係先に問い合わせ・確認が必要となる。

税関

電子たばこの持ち込み

2024年6月現在、加熱式たばこ(たばこ葉タイプ)は持ち込み可能だが、VAPE(電子たばこ、リキッドタイプ)は持ち込みが禁止されている。

予防接種

日本出発の場合は不要。

免税タバコの持ち込み、所持について

アルコールはレギュラーサイズ(各1リットル)2本、たばこは紙巻きたばこ400本、葉巻50本、刻みたばこ250gのいずれかまで(18歳以上)。フィリピン・ペソの持ち込み、持ち出しはP5万まで。外貨は、US$1万以上は要申告。

時差とサマータイム

時差

日本との時差はマイナス1時間。日本が12:00のとき、フィリピンは11:00。なお、フィリピンでサマータイムは設定されていない。

気候

気候

熱帯性気候。年間を通じて暖かく、年平均気温は26~27℃。6~10月が雨期、11~5月が乾期と一応分かれているが、地域によってかなり差がある。
服装については、年間を通じて日本の夏の服装でOK。ただし、機内、夜行バス車内、ホテル、デパートなどでは冷房が強く効いていることがあるので、上に羽織るものがあるといい。日差しが強いので、サングラスや帽子もあると便利。

マニラと東京の平均気温

マニラと東京の降水量

通貨と為替レート・税金・両替・チップ

通貨と為替レート

2017年末から新硬貨の流通が開始されている。旧硬貨の使用期限は未定で、当面は並行して流通する。ただし、新旧の硬貨の混在により混乱しやすいため使用の際には注意したい。

単位はフィリピン・ペソ(P)。補助通貨はセンタボ(¢)。P1は100¢。2024年12月6日現在、P1は約2.59円。
紙幣の種類はP1000、500、200、100、50、20、10、5(P200はあまり見られない)。硬貨の種類はP20、10、5、1、¢20、10、5、1の8種類(¢1はあまり見られない)。

両替

両替は、ホテル、市内の銀行、両替所、空港内の銀行で、USドルまたは日本円からフィリピン・ペソへの両替ができる。交換レートが一番いいのは両替所で、悪いのはホテル。銀行では、日本円の両替を受け付けないこともある。両替の際もらうレシートは、再両替の際提示を求められることがあるので、最終日まで保管しておくこと。また、銀行や両替所では日本円のおつりを用意していないことが多いので、日本から1000円札を多めに持っていくと、余分な両替をしなくてすむ。さらに、マニラから地方に行くときは、あらかじめ日本円からペソへの両替を済ませておいたほうが無難。

チップ

空港やホテルのポーターには荷物1個につきP20~50、レストランで伝票にサービス料が含まれていない場合やタクシーは請求額の10%程度。なお大都市部やリゾート地以外の地方都市や田舎ではチップの習慣はない。

電圧とプラグ

電圧

Aタイプ、B3タイプ、Cタイプ

220V、60Hz。プラグは日本と同じAタイプがほとんど。まれにB3、C、Oタイプも見られる。100-240Vに対応していない電気製品を使うためには変圧器が必要。

ビデオとDVD方式

ビデオとDVD方式

フィリピンのビデオ方式は日本と同じNTSC式なので、一般的な日本国内用ビデオデッキでの再生が可能。フィリピンのDVDソフトは地域コードRegion Codeが「3」で、日本の「2」とは異なるが、「2」と表示されていれば、DVD内蔵パソコンで再生することができる。

郵便

郵便

日本までの封書は20gまでは基本料金がP45+サーチャージ(2024年6月26日現在)P5で合計P50、はがきはP15で、所要1~2週間。切手の購入と投函はホテルのフロントでも可能。

電話

電話の掛け方

フィリピンから日本への国際電話のかけ方

東京(03)1234-5678にかける場合
STEP1

00(国際電話識別番号)

STEP2

81(日本の国番号)

STEP3

3(市外局番と携帯電話の最初の0はとる)

STEP4

1234-5678(相手の電話番号)

日本からフィリピンへの国際電話のかけ方

フィリピン マニラ(02)2345-6789にかける場合
STEP1

国際電話会社の番号

  • 以下は固定電話の場合。携帯電話やIP電話フレッツからかける場合は不要
  • 0033(NTTコミュニケーションズ)
  • 0061(ソフトバンク)
STEP2

010(国際電話識別番号)

STEP3

63(フィリピンの国番号)

STEP4

2(市外局番の最初の0はとる)

STEP5

2345-6789(相手の電話番号)

祝日・祭日

祝日・祭日

キリスト教に関わる祝日が多く、年によって異なる移動祝祭日に注意。祝祭日には、商店や銀行、郵便局などは休みとなる。このほか特別の休日あり。

2025年

  • 1月1日 元日
  • 1月29日 チャイニーズ・ニュー・イヤー*1
  • 4月9日 勇者の日
  • 4月20日 イースター・ホリデー*1
  • 5月1日 メーデー
  • 6月12日 独立記念日
  • 8月21日 ニノイ・アキノ記念日
  • 8月25日 国家英雄の日*1
  • 11月1日 万聖節
  • 11月30日 ボニフォシオ誕生記念日
  • 12月8日 聖母マリアの日
  • 12月25日 クリスマス
  • 12月30日 リサール記念日
  • 12月31日 大みそか
  • *1.移動祝祭日

言語

言語

国の公用語はフィリピノ語(タガログ語やフィリピン語とも言う)。ただし、ビサヤ諸島のビサヤ語など、地方によってはフィリピノ語以外の言葉が使われている。マニラ近郊のカビテ州の一部やミンダナオ島の一部では、スペイン語を多く含むチャバカノ語も話されている。英語は共通語で、アジアで一番通用度が高い。ほかにもイロカノ、ワライなどフィリピンには80前後の言語がある。

ビジネスアワー他

ビジネスアワー

銀行

一般的に月曜~金曜が9:00~15:00で、土曜・日曜、祝祭日は休み。

商店

スーパーマーケットやショッピングセンターなどは毎日営業、10:00~21:00が目安。小さな商店なら21:00頃まで開いているところもある。ショッピングセンターの多くは、週末は長めに営業。

レストラン

早朝~24:00頃、各店によって異なる。マニラをはじめとする大都市では、24時間営業のところも多い。ただし、イースター・ホリデイ(2024年は3月28~30日(3日間)。年によって異なる)はほとんどの店が閉店し、交通機関も多くが運休となる。

年齢制限

レンタカーの年齢制限は会社によって異なるが、フィリピンでは日本と比較できないほど運転が荒いので、免許証があってもなるべく運転はしないように。

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