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    掲載日:2019.09.12

    働く人の出張めし〜仙台で必ず食べるべき地元限定グルメ6軒〜

    出張先での楽しみといえば、現地でのごはん。仕事が目的とはいえ、せっかく地方へ来たのならご当地のおいしいものを食べて帰りたいですよね。しかも、地元の人も通う穴場や名店のグルメにありつけたらなお最高! そこで、日本を飛び回る忙しいビジネスパーソンに代わって出張先での昼&夜ごはんをナビゲート。今回は、杜の都・仙台で食べたい絶品出張めしを紹介します!

    仙台発祥グルメの“元祖の店”めぐり

    仙台グルメといえば牛タンがメジャーですが、実は牛タン以外にも地元の人たちに愛されるローカルフードや仙台発祥のグルメがたくさんあるのをご存じですか? そこで今回は、ランチで行きたい仙台グルメの“元祖”を紹介します!

    仙台のソウルフード。まんみの「マーボー焼きそば」

    最初に紹介するのはこちら、1972年創業の「中華菜館 まんみ」。ご当地グルメを紹介する某テレビ番組で取り上げられて以来、仙台のB級グルメとして一躍全国に知れ渡った「マーボー焼きそば」の元祖のお店です。

    マーボー焼きそばとは、その名の通り焼きそばにマーボーをかけたもの。マーボー丼やマーボーラーメンは珍しくありませんが、そういえば「焼きそば」ってありそうでなかったような…。メニュー誕生の経緯を代表の大柳さんにお聞きしました。

    マーボー焼きそば 820円

    「僕らにとっては丼やラーメンと同じ感覚で、テレビで紹介されるまでマーボー焼きそばは他県でも普通に食べられていると思っていたんです。よその県に行ったらウチより昔から出していたお店があるかもしれませんが、仙台では当店が一番古くからマーボー焼きそばを提供していたということで“元祖”になりました」(大柳さん)

    これもB級グルメあるあるですが、そもそもマーボー焼きそばはまかない料理だったものが、正式なメニューに出世したとのこと。ただ焼きそばに麻婆の餡をかけただけ、と思うのは早計。「まんみ」は麺へのこだわりがすごいのです。

    マーボー焼きそば用の麺。乾燥させた麺を湯で戻して水分を閉じ込め、独特の食感とほんのり甘い風味を引き出す

    マーボー焼きそばに使用する麺は、一度セイロで蒸したあと、パリパリになるまで乾燥させ、お湯で戻してから焼きます。そうすることで外はパリパリ、中はもちもちとした絶妙な食感に。普通の中華麺とは異なる何とも言えないうまさがあり、そこに辛み控えめやや甘めのマーボー餡が絡まり、2つのおいしさが相まってズルズルッとリズムよく食べ進めてしまいます。

    仙台生まれのうまいもん「伊達美味(だてうま)」にも認定されたマーボー焼きそば

    全国区に広まったのをきっかけに、「まんみ」も参加する「マーボー焼そば推進委員会」が仙台で発足。今では、仙台市内50軒を超えるラーメン屋や中華料理店が、マーボー焼きそばを提供しています。まずは元祖の味を試してみてから、よそのお店を食べ比べしてみるのもいいかもしれません。

    でも一番人気は五目焼きそば。こちらも絶品!
    中華菜館 まんみ 泉中央店

    住所:宮城県仙台市泉区泉中央1-22-3
    TEL:022-371-9111
    営業時間:11:00~15:30(L.O. 15:15)17:00~21:00(L.O. 20:45)/不定休
    URL:https://www.manmi-sendai.com/

    味も佇まいもノスタルジック! 日本最古のハンバーガー「ほそやのサンド」

    仙台の繁華街・国分町に、ここだけ時代が止まっているかのようなクラシカルな佇まいの店があります。次に紹介する「ほそやのサンド」は、1950年創業の日本に現存する最古のハンバーガーショップ。1971年に銀座にオープンしたマクドナルドの日本一号店より21年も早く、仙台にハンバーガーショップがオープンしていたわけです。

    お店の内装は50年前から変わらぬまま。渋い!
    歴史を感じるショップのロゴもしゃれています

    「戦後、山形の東根にあった米軍キャンプで働いていた父が、そこで学んだハンバーガーやサンドイッチを出す店を開いたのが始まりです。最初は珍しがられて売れなかったようですが、近所で働く新聞記者や大学に勤める外国人の先生たちが通ってくれていたそうです」

    と、二代目店主の細谷正弘さん。店内も外観を裏切らぬレトロっぷりで、色褪せたパネルや卓上の手描きのメニューなど端々までヴィンテージ感がむんむん。「50年前に一度内装を変えましたが、それっきりそのまんま」なんだとか。

    もちろん、看板メニューのハンバーガーも初代のレシピを受け継ぎ、昔と変わらぬ味を守り続けています。毎日作りたて、焼き立てをモットーに平日は40個、土日は80個仕込むのだそう。

    パティは、国産牛100%で玉ねぎのみじん切りとつなぎにパン粉を加えて毎日手仕込みする
    仙台市青葉区にある「丸藤ベーカリー」の特注バンズで、焼き立てのパティを挟む

    ハンバーガーは普通のサイズでパティが65グラム、ジャンボサイズはその倍の130グラムと食べ応え抜群。

    通算100万個以上売り上げた、ほそやのハンバーガー 350円
    右は、ほそやのジャンボハンバーガー(チーズ入り)700円。パティは普通サイズの倍!

    ビジュアルは至ってシンプル。ひと口ほお張ると、ビーフのうま味と甘みが詰まったふっくらやわらかなパティのおいしさが口に広がります。ほそやのハンバーガーは、昨今流行りのグルメバーガーの豪華さとはまた異なる、小さい頃に食べたハンバーガーの原点を思い出すようなおいしさ。塩味やペッパーの加減も絶妙で、ただ懐かしいだけの味で終わらない、この道50余年の貫禄を感じさせます。

    二代目店主の細谷さんと、三代目の息子さん

    ハンバーガーのほかにも、サンドイッチやスパゲッティなどのメニューも充実。「いい材料でおいしいものを作る。“ンマイ、安い、早い!” 先代の教えを守り、息子にもそれを継いでいってほしいですね」と、細谷さん。

    入口では看板ボーイの「ダンディ君」がお出迎え。昔は電動で上下に動いていたそう

    日本最古のハンバーガーショップで、ノスタルジックな味と空間に浸るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

    ほそやのサンド

    住所:宮城県仙台市青葉区国分町2-10-7 大内ビル
    TEL:022-223-9228
    営業時間:11:30~22:00、日曜・祝日 12:00~20:00/無休

    元祖はココ! 仙台の「龍亭」が『冷やし中華、はじめました』

    夏の風物詩、冷し中華。世間ではそろそろ食べ納めの時期ですが、仙台の中華料理店「龍亭」では通年冷やし中華が味わえます。実は、この店こそが日本で最初に冷やし中華を提供した元祖のお店。

    初めて冷し中華が世の中に登場したのは、今から70年以上も前のこと。「龍亭」の創業者である四倉義雄の資料に「昭和十二年、全国の業界に先駆けて、涼拌麺を開発し…」という記録が残されていることから、当初は「涼拌麺(リャンバンメン)」という名でデビューしたようです。

    当時の中華料理店では冷房などもなく、油っこく熱いというイメージの中華料理は、夏場になると客足が減り経営が深刻だったそう。そこで、暑い中でも食べられる冷たい麺料理を開発。夏バテ防止に栄養のバランスを考えた具材と食欲増進に酸味を加え、試行錯誤の末に考案されたのが「涼拌麺」(冷やし中華)だったのです。

    涼拌麺(元祖冷し中華)醤油だれ 1,250円

    こちらが、その元祖「冷やし中華」。トッピングは別添えで、好みの具を少しずつ乗せて食べるスタイル。冷製クラゲやチャーシューはそのまま食べてもおいしく、ビールのアテにする人もいるそうです。

    タレはツンと来ない程よい酸味で、そのままでも飲めるほど
    ほかの麺料理にも使用する中華麺を、冷たい水でキュッと締める

    子どもも大人も最後までおいしく食べられるように、タレに加えるお酢は控えめに調整。そのぶん、レモンやオレンジをたくさん絞り、ほのかな酸味と爽やかな香りを加えています。氷水で締めたシコシコの中華麺が喉越しよく、夏場はもちろん、お酒を飲んだあとのシメや飲んだ翌日のランチにもさっぱりとして最適。

    店頭でしか購入できないおみやげ用冷し中華。醬油だれ、ゴマだれ付き6食入り 3,240円

    お店で使っている醬油だれとゴマだれをボトルに詰めた、店舗限定のおみやげも販売。グルメな人への仙台土産におすすめです。

    龍亭

    住所:宮城県仙台市青葉区錦町1-2-10
    TEL:022-221-6377
    営業時間:11:00~14:30(L.O.)、17:30~21:00(L.O.)日曜・祝日 11:30~14:30(L.O.)、17:00~20:30(L.O.)/火曜休(不定休あり)

    B級グルメと括るのが申し訳ないほど、ひと手間もふた手間もかけた逸品揃いの仙台発祥グルメ。ランチにぴったりのメニュー揃いなので、出張の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

    ライター:Ayano Sakai(verb)
    Photo by sono(bean)

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