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【岩手県・岩洞湖】冬ならではの景色と味覚が楽しめる、北東北の人気ワカサギ釣り場

県都・盛岡からすぐ

岩洞湖は北上川水系丹藤川の標高700m付近に1960年に完成した灌漑用ダム。マイナス30℃台を記録する“本州指折りの極寒の地”として知られ、2005年にはダム湖百選にも選ばれている。
盛岡市内からR455を利用して約1時間と比較的近く、春夏秋のスリーシーズンはキャンプ場として賑わう一方で、トラウトのルアーフィッシング、ヘラブナ釣り、コイ釣りなどが楽しめ、ウインターシーズンになるとワカサギ釣りが大人気だ。
岩洞湖のワカサギ釣りは毎年11月開幕。漁協運営の全天候型ドームなら5月の大型連休までロングランで楽しめ、家族連れにも最適。しかし、根っからのワカサギ釣りファンは、例年1月中旬から3月中旬頃まで楽しめる氷上の穴釣りにこだわる。

ふっくらとした岩洞湖のワカサギは東北随一の美味しさと評判
パウダースノーの中で釣る、岩洞湖の妖精ワカサギ
2月も中旬に入ると10cm以上の良型ワカサギがそろうはず
湖底近くの低層ねらいが中心なので、仕掛けはハリ数5~6本の短いタイプが好適。ハリのサイズはワカサギの大小によって1~2号を使い分ける
湖畔には「本州一厳寒の地」の看板もある

氷上穴釣りのスタイル

色とりどりのテントが並ぶ

岩洞湖のワカサギ氷上穴釣りスタイルは、自分用のテントを設営することから始まる。タックルや魚探(魚群探知機)のほか、専用のテント、アイスドリル、スコップ、暖房器具などの設営道具をプラスチック製のソリに山積みにし、分厚く張った氷上を歩いてポイントへ向かう。
その時に釣れ盛っている好ポイントは一目で分かる。白一色の氷の上に、カラフルな花畑ができたような“ワカサギテント村”があるのでそちらを目指すのが手っ取り早い。
設営作業は時に吹雪の中ということもあるが、テントさえ張り終えてしまえば、極寒の湖とはいっても暖房が効いた内部は別世界。
もっこりと着膨れした防寒用アウターウエアは脱ぎ捨て、定番のワカサギ用電動リールタックルを手にして、快適な空間で釣りが楽しめる。
地元ファンの大半は氷上ワカサギ釣り専用のテントセットを持参しているが、遠方から釣行の際には湖畔の「岩洞湖レストハウス」でレンタル一式を借りればOK。また、滑りやすい氷上を歩き慣れない人は、防寒ブーツや長靴に装着できるチェーンスパイクを準備しておけば万全だ。
冬であればこそ味わえる北東北の自然。思い切って足を運んでみる価値は充分にある。

大賑わいの“ワカサギテント村”
釣りの始まりは氷上ウオーキング。遠くに見える“ワカサギテント村”を目指す
好ポイントに到着したら、まずは小さな穴を開けて魚探でワカサギの反応をチェックしてみる
ワカサギの反応が多い箇所を発見できたらテントの設営開始。グループで出掛けると便利だ
設営を終えたら、当面不要な道具類はテント外の1ヵ所にまとめておく
テントの内周を囲むように断熱材マットや折りたたみイスで釣り座を作り魚探も設置。ランタンや携帯用ヒーターで暖をとる
設営後はアイスドリルを使って、釣り用の本格的な穴開け作業。穴の数は人数分に加えて魚探用が必要になる
「岩洞湖レストハウス」は岩洞湖唯一の情報発進基地。レンタルタックルや入漁券の入手はもちろん、食事もとれる
レンタルタックルはビギナーでも扱いやすい手巻きリールセットが常備されている
棚にはアイスドリルから長靴まで貸し道具類がビッシリ!
厳寒の地で作った“寒干し大根”があればお土産にも最適
名物のワカサギ天ぷらそばが食べられることも

この釣り場へのアクセス

岩洞湖

秋田空港からレンタカーを利用。R46で盛岡へ向かい、R455線で岩洞湖へ。盛岡市内から1時間ほど。

釣り場情報

〈岩洞湖/ワカサギ〉

シーズン おすすめは1~3月
遊漁料 日券=大人600円、中学生・75歳以上・障がい者手帳呈示300円、小学生以下無料。ドーム利用料=一般1,500円~
釣り時間 氷上穴釣り=日の出~日の入り、ドーム=午前5時~午後4時 ※2016年は暖冬の影響で解禁が遅れている。事前に問い合わせしたい
問合先 岩洞湖レストハウス (釣り具レンタル・食事。http://gandouko.wix.com/gandouko-resthouse
  • 釣り場情報は2016年1月現在のものです。
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