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掲載日:2022.05.20

陸と海がつながる濃密な自然を満喫。世界自然遺産・西表島のガイドフィッシング

ジギングとGTフィッシング

ジギングで釣れた8kgの良型バラフエダイ

ジギングはボートからの釣りですが、金属製のメタルジグを使い、スジアラ、バラハタ、アオチビキ、イソマグロ、フエフキダイ、バラフエダイなど、多彩で引きが強い魚をねらいます。西表島のジギングは、比較的浅い水深30~100mのポイントをよくねらうのが特徴で、つまり釣りがしやすく、また、本格的なジギングの経験者であれば、水深100~200mのポイントで、カンパチ、ハタ類、イソマグロなどにも挑戦できます。

GTフィッシングは海が比較的穏やかな3~11月がハイシーズン
画像提供:うみ日和

GTフィッシングは、ボートから「ジャイアントトレバリー(通称GT、和名はロウニンアジ)」をねらうルアーフィッシングです。西表島は15~35kgクラスが高確率でヒットするのが特徴で、40kg以上の超大物が釣れる可能性も常にあります。

このほかにも近年は、タイラバなどのより手軽なルアーフィッシングも人気。こちらも中型のハタ類やフエフキの仲間など多彩な魚がねらえます。

リーフフィッシングとマングローブフィッシング

さまざまなエサが集まるマングローブ林での釣りは西表島ならでは
画像提供:TAURUS

リーフフィッシングは、南国ならではのサンゴの海に広がる浅場に立ち込んでねらう釣りのことです。カンモンハタに代表されるハタ類や、力強い走りで知られるイソフエフキやハマフエフキをねらい、場所を選べば女性や初心者の方でも充分楽しめますが、上級者にも熱心なファンがいます。そして、なんと言っても西表島ならではの釣りといえるのがマングローブフィッシングです。

マングローブフィッシングはガイドのカヌーで移動しながら釣りをする
画像提供:TAURUS
釣り方は水面をねらうルアーフィッシングやフライフィッシングが人気
画像提供:TAURUS

川が海へ注ぐ河口周辺には、貝類、甲殻類、昆虫類、小魚などのエサとなる生物が多く集まり、それらを求めてフィッシュイーターと呼ばれる魚食性の魚たちもやってきます。ガイドが操船するカヌーで移動しながら、マングローブの根元にねらいを定め、水面に浮かぶトップウォータールアーやフライ(毛バリ)を投じて動かすと、ゴマフエダイ、ナンヨウチヌ、イセゴイなど、種類もさまざまな魚が果敢にアタックしてきます。

いかにも熱帯魚という姿のテッポウウオ
画像提供:マリンボックス
ホシマダラハゼは日本では種子島や沖縄エリアにのみ生息する
画像提供:マリンボックス

亜熱帯のジャングルに囲まれながらの釣りは南国ムード満点。目線が低いカヌーでの移動はそれ自体が素晴らしい光景との出会いであり、冒険感にも富んでいます。また、日本では西表島でしか釣れないテッポウウオ、ハゼの仲間では国内最大級のホシマダラハゼなど、予想もしていなかった珍しい魚や貴重な魚と出会うチャンスもあります。

海でも川でも、豊かな生態系を肌で感じることができる。そんな稀有な体験ができるのが、西表島の釣りです。

釣り場情報

  • アクセス:南ぬ島石垣空港からタクシーで石垣港へ向かい、石垣島離島ターミナルからフェリーを利用。西表島までおよそ40分
  • シーズン:周年(台風等で釣りができない場合を除く)

フィッシングガイドサービス

案内をしている釣りの種類や内容はガイドごとに異なります。詳しくは以下の各ガイドサービスに直接お問い合わせください。

「ONE OCEAN(ワン・オーシャン)」(ルアー、フライなど)

「MOI(モイ)」(ルアー、フライなど)

  • 住所:沖縄県八重山郡竹富町上原10-75
  • TEL:090-7878-9323
  • ウェブサイト:MOI(モイ)

「TAURUS(タウラス)」(ルアー、フライ、体験エサ釣りなど)

「うみ日和」(ルアー、泳がせ釣り、体験エサ釣りなど)

  • 住所:沖縄県八重山郡竹富町上原10-733
  • TEL:0980-85-7900
  • ウェブサイト:うみ日和
  • 記載の内容は2022年4月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。

文・写真:つり人社

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