島マースが美味しさの決め手
「エーグアー」は沖縄の言葉でアイゴのこと。安価に手に入る庶民の魚の代表格で、沖縄近海で獲れるアイゴは全身に白い斑点があることからシモフリアイゴとも呼ばれます。
沖縄ではアイゴの仲間をよく食べます。塩煮にすることが多く、その決め手となるのが「島マース」と呼ぶミネラルたっぷりの地元産の塩。
エーグアーをはじめとする現地の魚は、このシンプルな調理法によって驚くほど美味しくなります。子どもからお年寄りまで、世代を問わずに親しまれているまさに郷土食で、味がよいのはもちろん、EPAやDHAも無駄なく摂取できるので、血液がサラサラになり血栓予防の効果なども期待できます。
作り方も簡単。内臓とウロコを取ってよく水洗いし、大きめの鍋に魚が浸る程度に水を張り、魚を入れたら島マースを軽く振ります。旨みを増すために少々の泡盛を入れ、臭み消しに生姜を加えたら、30~40分ほど煮込んで完成。味見をして塩を足すこともあります。
レストランや居酒屋でも提供されており、隠し味に醤油をほんのわずか垂らすという店もあります。
食べるなら
居酒屋 喜食
住所 |
沖縄県うるま市江洲489-4 |
電話番号 | 098-973-4777 |
イカリ亭
住所 |
沖縄県那覇市曙1-20-27 |
電話番号 | 098-862-3573 |
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このページの情報は2016年4月現在のものです。