やみつきシャケ(北海道)

食の宝庫・北海道は、絶品の「ごはんのお供」が数多く存在するエリア。その中から、長船さんが選出したのが、札幌にあるノフレ食品の「やみつきシャケ」です。こちらは元南極地域観測隊員で〝南極料理人″として著述や講演活動をする西村淳さんが監修する「やみつきシリーズ」のひとつ。なんと、シリーズ累計販売数7万本突破という大ヒット商品です。
「瓶の中にはゴロッと入った白鮭とホタテ貝、たまねぎ、にんにく、そして唐辛子。それらを菜種油で漬けています。北海道産の白鮭のうま味に、にんにくのパンチ力がインパクト大。たまねぎの甘味もよい存在感。とどめはホタテ。ホタテ特有のうま味はもちろん、食感がこの商品の満足感をあげてくれています」(長船さん)

商品のコンセプトは、「南極料理人時代に培った工夫の商品化」。肉ばかりを好む隊員が多いなか、魚も食べてもらいたいという想いから、にんにくやオイルを使ったやみつきシャケの原型を南極でも作っていたそう。

「鮭を使ったごはんのお供はごまんとありますが、このやみつきシャケはほかに類似品が見当たりません。『さすが、南極料理人のアイディア料理』と思わずうなる逸品です」(長船さん)
しっかり味がついているので、ピラフやパスタ、パンにつけても絶品。このアレンジ自在な万能っぷりも人気の理由です。
ノフレ食品株式会社
- ウェブサイト:ノフレ食品株式会社
ごぼう肉味噌(鳥取県)

北に日本海、南に名峰大山を望む豊かな自然に囲まれた鳥取県北栄町。この土地で三代にわたり農業を営む前田農園が、地元出身の一流フレンチシェフ直伝のレシピを忠実に再現し作ったのが「ごぼう肉味噌」です。

「ごぼう独特の香りと食感が、味の強いお味噌の中でもしっかり味わえます。そしてゴロゴロ感のある豚肉と鶏肉。ベースとなる味噌には4種の味噌がブレンドされていますが、中でも特に注目したいのが『まるや』の八丁味噌です。愛知県のまるやといえば味噌蔵の中でも名門中の名門。八丁味噌が醸す濃厚なコクが味わいを深めています」(長船さん)

さらに、隠し味に自家製醤油麹やバターも使用し、味噌の味をまろやかに。化学調味料、保存料、着色料は不使用なので、小さな子供がいる家庭でも、安心して家族みんなで楽しめます。フレンチシェフが監修しているので、パスタやパン、ワインのお供にもぜひ。
前田農園
- ウェブサイト:前田農園
海の慶(山口県)

山口県萩市にある創業明治4年の老舗「井上商店」。看板商品のソフトふりかけ「しそわかめ」を始めとする、ごはん好きを唸らせる自慢の逸品を詰め合わせたのが「海の慶」です。

「井上商店の名物であり、全国的にも人気を誇る『しそわかめ』を筆頭に、ふぐ茶漬けやうにの炊き込みご飯の素などが入った、お米好きにたまらない詰め合わせ。もともと海産物を扱う卸問屋をやっていたメーカーだけあって、具材はどれも間違いないおいしさです」(長船さん)

「一番のおすすめは、やはり『しそわかめ』です。ほどよく歯ごたえのよいわかめと、しその風味。ご飯の甘みと合わさることでうま味がより増します」(長船さん)

「うにめしの素とふぐめしの素、この2つの炊き込みご飯もぜひ食べていただきたい逸品。お米と一緒に炊飯器で炊くだけで、ダシの効いた料亭風の炊き込みご飯に。特にうにめしの素は、炊飯器を開けた瞬間に磯の香りが立ち込めます。頬張ると磯の香りとうにの濃厚な味わいが口いっぱいに広がり、贅沢気分にさせてくれます」(長船さん)
お茶漬けのふぐや鮭の身はレトルトパウチで、高級料亭でいただくような本格的な味わいを楽しめます。逸品尽くしの“究極のごはんのお供”は、自宅でのご褒美メシや、お米好きの人への贈答品にもぴったりです。
井上商店
- ウェブサイト:井上商店
白米がいくらでも進む、絶品「ごはんのお供」の数々。オンザライスして頬張れば、たちまち口福に包まれるはず。どれも間違いのないおいしさなので、ぜひ気になる商品を取り寄せて自宅でじっくり味わってみてくださいね。
- 記載の内容は2021年11月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
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