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掲載日:2021.10.27

千葉県・木更津。豊かな東京湾。父子で釣る盤洲干潟のマゴチと港のハゼ

地元と自宅で食を楽しむ

木更津港はハゼが豊富。短時間の釣りで良型も混ざる
遠藤さんもアジングの仕掛けにエサを付けてこの日一番の大きさのハゼをヒット

落下防止フェンスのある木更津内港公園内の岸壁は、手前が浅くなっていてさらに貝殻や石などの根掛かりしやすい障害物が多く入っています。そこで正面に見える名所の「中の島大橋」方向にやや沖合までキャストします。凪さんも遠めをねらってさっそくハゼをヒットさせました。ハゼ釣りも案内してくれた遠藤さんが使ったのは、アジのルアーフィッシング(アジング)に使う軽量のルアータックルです。ジグヘッドと呼ぶオモリと一体になったハリに通常はワームという小型のプラスチック製ルアーを刺して使いますが、ハゼねらいではエサのアオイソメを刺すと効果的。これで底近くをジワーッと引いてくると、この日一番の大きなハゼがヒットしました。「周囲よりも深く掘れている場所があれば、そこに型のいいハゼが居着きやすいですね」と遠藤さん。

こうした岸壁際のハゼはノベザオでの釣りが楽しい
ハゼはブルブルッという明快なアタリが面白い

一方、4.5mのノベザオで数を伸ばしたのはお父さん。穂先が柔らかいノベザオはハゼがエサに食い付いた時のアタリを弾きません。港内のちょっとしたスペースを丹念にねらうと面白いように釣れるタイミングがあります。

ランチに訪れたのは木更津港に面した「活き活き亭富士見店」
朝からしっかり釣って3人で乾杯。いつもと違う海で釣り旅気分に浸る
魚を食べるのも好きな凪さん。帰宅後は釣ったハゼを調理して旅の余韻を味わった

昼過ぎまでたっぷりハゼ釣りを楽しんだところで、お昼は遠藤さんが案内してくれた木更津港の一角にある浜焼き屋に入ります。定食や丼ぶりのメニューも充実していますが、イケスから取る貝類は種類も豊富で身厚。テーブルの上の焼き台に置くと、グツグツという火の通る音とともに磯の香りが漂います。熱々をほおばれば、つい半日前まで自宅にいたのが信じられない釣り旅気分です。充分な数が釣れたハゼは、大学生になって独り暮らしを始めた凪さんが家に持ち帰って料理し、友人たちにふるまうそう。「たしかにきっかけは与えましたが、まさかこんなに釣り好きになって、進学先までその影響で決めてくるとは思ってもいませんでした(笑)」とお父さん。
実は二人にとってこの日が久しぶりのともに楽しむ釣り。東京湾を渡るだけでもいつもと違った風景を見て、いつもと違う釣りが堪能できる。楽しみな行き先がまたひとつ増えた一日となりました。

釣り場情報

この釣り場へのアクセス

羽田空港から東京湾アクアラインを渡って木更津市へ。空港からおよそ30分。

釣り場

小櫃川最下流部/クロダイ、シーバス、マゴチなど

クロダイとシーバスはそれぞれエサを求めて沖合から川に移動してくる。おすすめはシーバスタックルを使ったバイブレーション(7cm・15g)の釣り。満潮時は水位が高すぎるので干潮前後をねらう。川に立ち込まずに護岸の上から釣れる場所もあるが、広い範囲を自由に釣るにはウェーダーが必要。

木更津内港公園/ハゼ、アジなど

足場のよい護岸からハゼやアジをねらえる。公園の敷地内は落下防止のフェンス越しに釣るのでキャストできるタックルが必要。ハゼは投げ釣りやチョイ投げ釣り仕掛け、アジはサビキ仕掛けで釣る。アジは早朝に釣果が集中するがハゼは日中でも釣れる。港周辺の護岸エリアや潮見運河でもハゼが釣れるが、係留船に仕掛けを引っかけたりしないようにマナーを遵守して釣りをする。

近隣の釣具店

シマヤ釣具店木更津店

  • 住所:千葉県木更津市ほたる野4-4-4
  • TEL:0438-30-5841
  • 営業時間:10:00~20:00(月曜定休、祝日の場合は営業) ※休業や営業時間変更は公式ウェブサイトなどでご確認ください
  • ウェブサイト:シマヤ釣具店木更津店

フィッシングTポートアクアライン金田店

  • 記載の内容は2021年9月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
  • 写真はすべてイメージです。
ライター:ANA釣り倶楽部編集部

フォトグラファー:浦 壮一郎

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