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掲載日:2021.09.28

【2日目】高知の豊かな食と自然を楽しむ、心満ちるオトナ旅

山が育む四万十川の清流と、その清流でおいしく育つ農産物。そして、土佐湾沖を流れる黒潮がもたらしたカツオ一本釣りの文化。高知県には、これらをはじめとした豊かな食文化と自然が息づいています。そんな高知県の魅力を詰め込んだ2泊3日の旅をご紹介します。2日目は「自然」をテーマに巡りました。

透き通る海が話題の柏島でグラスボート体験

抜群の透明度を誇る柏島ビーチ

2日目は高知県最西端に位置する柏島にやってきました。透明度の高い海に囲まれた島で、生息する魚は約1,000種という生き物の豊かさも魅力です。のどかな島の雰囲気も相まって、島に到着してしばらくはこの絶景に目を奪われてしまいました。

乗船料は大人2,500円(税込)、子供1,250円(税込)

今回は、そんな柏島の海の中をグラスボートでのぞいてみます。参加したのは、柏島でダイビング体験のほか民宿の運営、SUPやカヤック、シュノーケルのレンタルも行う「マリンドリーム柏島」のツアー。明るく気さくな福留鈴恵さんと、物腰柔らかな福留貴浩さんご夫婦が経営しています。

グラスボートは朝9:00〜16:00まで、1時間おきに最低2名の利用から運航。定員が空いていれば当日利用も可能ですが、事前予約がおすすめです。

この日は運よく親子イルカに遭遇!

出港してものの数分で、ガイドさんの「イルカが来たぞ」という声が。慌てて船の周りを探すと、2頭のイルカが泳いでいます。柏島に居着いている親子で、たびたび姿を現すのだとか。2頭は仲のいい様子で、まるで私たちを出迎えてくれるかのように、しばらく周囲を気持ちよさそうに泳いでいました。

気持ちのいい海風を感じながらのクルージング
中心に突き出て見えるのが通称「観音岩」

クルージングの途中、ガイドさんがいくつかのビューポイントを教えてくれました。こちらは、陸側から見ると観音様が海に向かって手を合わせているような姿をしているという「観音岩」。スッと真っ直ぐに立つ姿に観音様を重ねて見ると、海を見守ってくれているようにも感じられます。

断崖に2つの洞窟。それぞれ天井に穴が開いていて、時間帯によっては光が差し込んで見えるそう
船底に2枚の大きなガラスがはめ込まれており、ここから海中を観察できる

陸を離れてから十数分、テーブルサンゴの生息地にやってきました。ガイドさんの声かけを合図に、ガラスを覗いてみると…。

左側の中央や右下に見える円形のものがテーブルサンゴ。波が穏やかな日はより鮮明に見える

テーブルサンゴを発見。テーブル状の面がいくつも重なり合っている様子や、特大サイズのものまで次々とサンゴが現れます。動きが素早いため写真には写っていませんが、青色のソラスズメダイや赤色のキンギョハナダイなど、色鮮やかな魚が泳ぐ様子も間近に見ることができます。たまにウミガメが姿を現すこともあるのだとか。

40分ほどでクルージングは終了。力強く迫力満点の断崖、イルカや魚、サンゴとの一期一会の出会いは忘れられない旅の思い出になりました。

マリンドリーム柏島

住所:高知県幡多郡大月町柏島39
TEL:0880-76-0260
営業時間:8:00~17:00/不定休 ※グラスボートは、10月12日~3月31日まで休止となります。
ウェブサイト:マリンドリーム柏島

柏島のうつくしい海を見下ろす展望台へ

車で大堂山を上り、途中の駐車場に車を停め、そこから歩いて展望台へ
大堂山の頂上に建つ「大堂山展望台」。島から車と徒歩で約15分

柏島のうつくしい海に感動し、その余韻を残したままやってきたのは大堂山展望台。ここからは柏島の全景が見えるとのことです。

「大堂山展望台」から望む柏島の全景。中央の湾には本マグロ養殖の小割がたくさん見える

展望台を上ると右手に柏島を発見。さらに奥に見えるのが沖の島です。海の深い群青と、輝くようなエメラルドグリーンのグラデーションは、ため息が出るほどのうつくしさ。この絶景を心ゆくまで堪能します。

帰り道、数羽のカラスアゲハに遭遇。周囲は草木が生い茂っているため足元に気をつけよう

柏島だけでなく、360度の絶景を望める大堂山展望台。景色を楽しんだら山を降り、次の目的地へと向かいます。

大堂山展望台

住所:高知県幡多郡大月町一切(大堂山)
TEL:0880-62-8133((一社)大月町観光協会)

「高知の豊かな食と自然を楽しむ、心満ちるオトナ旅」1日目、3日目の旅もご覧ください

「こうちアイスクーポン」を旅のお供に

ガイドさんと巡る、歴史ある中土佐・久礼の町

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