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    掲載日:2021.09.28

    【2日目】高知の豊かな食と自然を楽しむ、心満ちるオトナ旅

    海洋館で土佐湾の愛らしい生き物と出会う

    2020年7月にリニューアルオープンした「足摺海洋館SATOUMI」と館長の新野大さん

    新しく生まれ変わったばかりの水族館があると聞きつけ、やってきたのは「足摺海洋館 SATOUMI」。土佐清水市の竜串に生息する生き物を中心に飼育・展示しています。

    館長の新野大さんが館内を案内してくれました。「ここでは足摺や土佐湾の生き物たちが生き生きと暮らしています。みんな、すごくいい顔をしているんですよ。そんな生き物たちの生活を、ぜひ見にきてください」と新野さん。早速中に入ってみましょう。

    水族館としては珍しい展示内容。この原生林も竜串の自然を紹介するための大切な要素

    入館し最初に現れたのは「足摺の原生林」。森が育んだ水が上流から下流へ、そして海へと至る大きな流れを表現しています。ここでは土佐清水市の限られた水域のみで確認されている、希少種のトサシミズサンショウウオを見ることができます。

    常緑広葉樹の巨木も再現され、森に迷い込んだような雰囲気です。一定の時間で上映されるプロジェクションマッピングでは大雨が降ったりカワセミが飛んでいたりなど、臨場感あふれる空間です。

    里山の川を再現した展示。クロコショウダイ、アカメ、ヒメツバメウオなどが泳ぐ

    足摺海洋館SATOUMIに展示されている生き物の多くが、稚魚の頃に飼育員によって捕獲されたものだそう。「捕獲場所の環境を、地形や草の生え方までも再現して展示しているんですよ」と新野さん。自然環境をありのまま伝えることへのこだわりが伺えます。

    ユーラシアカワウソ。小さい頃からここで暮らしているため、やや警戒心が薄い様子

    人気のカワウソもいます。すでに絶滅したニホンカワウソはこのユーラシアカワウソの亜種で、高知県須崎市で確認されたのが最後の姿だったのだとか。

    人気のシャッターポイント。まるでアオウミガメが空を飛んでいるかのよう

    こちらはアオウミガメの水槽。足摺・竜串の海は、黒潮が近くを流れ水温が高いため、ウミガメの生息地となっています。海洋館の目の前にある桜浜には、アカウミガメが毎年産卵のためにやってきます。

    竜串湾大水槽。目の前に広がるサンゴの海を再現し、色鮮やかな熱帯魚と一緒に温帯性のメジナ、イシダイなども泳ぐ
    クモギンポ。岩礁性の潮だまりに生息し、オオヘビガイの殻からにゅっと顔を出す様子がキュート
    フチベニイロウミウシ。鮮やかな色彩と、ひらひらと波打つ愛らしいフォルムに癒される

    「日本にいるウミウシのうち、4分の1の種類が竜串近海にいます。その豊かな環境を、1年を通して展示しているのはここだけなんですよ」と新野さん。

    館内をまわっていると、生き物を育む豊かな環境にフォーカスした展示が多いことに気づきます。つい鮮やかな色や不思議な形をした生き物に注目してしまいがちですが、こうした展示のおかげで、そうでない生き物の変わった生態や面白い一面に気づくことができました。

    足摺海洋館SATOUMI

    住所:高知県土佐清水市三崎4032
    TEL:0880-85-0635
    営業時間:9:00〜17:00/無休
    ウェブサイト:足摺海洋館「SATOUMI」

    里山と沈下橋が織りなすのどかな風景

    画面中央に架かっているのが一斗俵沈下橋

    四万十川流域には、川の増水時に水面下に沈む構造の「沈下橋」がいくつも架けられています。水中に沈んだ際、橋が壊れたり川の水を堰き止めないために欄干がついていない(あるいは欄干がとても低い)のが特徴です。

    地元に住む方々の生活道として整備された橋ですが、自然と沈下橋がつくりだす景観がうつくしいと、観光スポットとしても注目を浴びています。そこで、四万十川流域の中でも現存する最古の沈下橋を目指します。

    老朽化のため、車両の通行は禁止されている。橋の袂に駐車場あり

    こちらがその一斗俵沈下橋。昭和10年(1935年)につくられ、国の登録有形文化財に指定されています。のどかな田園に囲まれ、あたりはとても静か。遠くの山々や流れる川をぼうっと眺めているだけで、あっという間に時が過ぎていきます。ほっと心を落ち着かせることができる場所です。

    一斗俵沈下橋

    住所:高知県高岡郡四万十町一斗俵

    天狗高原で星空を楽しむ宿泊体験を

    ホテルからの雄大な眺め。四万十川の源流点である不入山をはじめ、1,000m級の山々を見渡せる

    2日目に宿泊するのは「星ふるヴィレッジTENGU」。高知県と愛媛県の県境、標高1,400mを超える四国カルストにあります。クネクネとした山道を辛抱強く登り切った先で、この眺望を目にした瞬間の感動はひとしおです。

    1人1泊(朝・夕食つき)28,820円(税込)〜 ※2名利用時

    ホテルのテーマは「星」。星空がうつくしい場所として知られる四国カルストで、客室にいながら夜空を眺めることができる「星空客室」が目玉です。2階の天井部分がガラス張りのメゾネットタイプで、ここなら高原の夜の寒さも気にせず快適に星空鑑賞ができます。

    プラネタリウムではオリジナルプログラムを上映

    万一、悪天候になってしまっても大丈夫。館内に設置されたプラネタリウムでは四国カルストの星空を上映するプログラムや、四国カルストの絶景を上映するプログラムを実施しています。ゆったりくつろげるので、1日の疲れも癒されること間違いなしです。

    夕食「山里の膳」
    グレードアッププランの夕食「天狗の膳」

    夕食はいずれも地元の素材を生かした懐石料理。宿泊プランによって夕食のメインが異なり、「山里の膳」は地元のイノシシを使ったボタン鍋が、「天狗の膳」は土佐牛のサーロインステーキが提供されます。他に季節の魚介を使用した刺身や、自家製四万十ポークの生ハム、雨子(アマゴ)の塩焼き、四万十鶏と野菜の天ぷらなどが並び、この1食で高知の山、海、川の幸を丸ごと楽しめる大満足の夕食でした。

    四国カルストの風景。黄色い花をつけているのはハンカイソウ

    翌朝、早い時間にホテルを出てみると、多彩でうつくしい鳥の声があたりいったいに響き渡っていました。山で迎える、爽やかな1日のスタートです。

    また、時間に余裕がある場合はホテルから車で5分の「四国カルスト」に立ち寄るのがおすすめ。遠くの山々を見渡す高原に、雨水によって侵食された石灰岩が立ち並ぶ風景はまるで別世界のようです。

    星ふるヴィレッジTENGU

    住所:高知県高岡郡津野町芳生野乙4921-22
    TEL:0889-62-3188
    営業時間:レストラン 10:00〜15:30(LO15:00)※10:00~15:30以外は宿泊者専用
    プラネタリウム 11:00〜、12:30〜、14:00〜、15:30〜の4回(各回45分)17時以降は宿泊者専用、20名以上の団体は要予約/無休
    ウェブサイト:星ふるヴィレッジTENGU

    <参考>

    • 新型コロナウィルスの影響によりサービスの提供中止・営業時間の変更が発生する場合がございます。詳しくは各施設の公式HPかお電話にてご確認ください。
    • 記載の内容は2021年8月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
    ライター:Atori Hagiwara(minimal)

    「高知の豊かな食と自然を楽しむ、心満ちるオトナ旅」1日目、3日目の旅もご覧ください

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