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    【北海道・阿寒湖の釣り旅】黄金アメマスと美麗ニジマスが待つ日本を代表するゲームフィッシングの聖地

    「北海道・阿寒湖」釣り旅の記録

    SCENE 01
    昔と変わらない森と水
    SCENE 02
    ボイルに釘づけ!
    SCENE 03
    釣りの素晴らしさとは?
    SCENE 04
    小春日和、ドラマの予感……
    SCENE 05
    道内最大のアイヌコタン、真ん丸のマリモ

    “昔と変わらない森と水”

    全国的に「トラウト王国」として知られている北海道においても、
    自然の豊かさと魚影の多さという点で道東エリアは別格といっていい。
    そのなかでも特筆すべきフィールドが阿寒湖だ。
    北海道の自然が変貌していくなか、開発という魔の手から自然を守り続けている前田一歩園財団のおかげで、
    阿寒湖周辺には昔と変わらない森と水がある。
    阿寒湖漁業協同組合は北海道でいち早く釣り場管理に取り組み、日本のゲームフィッシングの指針をつくった。
    トラウトアングラーにとって、阿寒を知らずして北海道は語れない。

    雄阿寒岳から望んだ阿寒湖
    雄阿寒岳から望んだ阿寒湖。周囲26km、面積13km2、最大水深45mほど。湖岸のほとんどに自然汀線が残り、出入りに富んだ美しい姿が目をひく

    阿寒湖は隣接する屈斜路湖、摩周湖とともに、火山活動によって生じたカルデラ湖。
    狭い範囲に3つもの火山を抱える湖が存在するこの地域は、世界的にも珍しいといわれている。
    10~15万年前、現在の阿寒湖がある場所には、阿寒火山と呼ばれる大きな活火山があり、盛んに活動していた。
    大量の火砕流を繰り返し噴出した結果、やがて地下に空洞ができて陥没。そこに水が溜まって古阿寒湖ができた。
    この頃の阿寒湖は隣のペンケトー、パンケトーも含んだ巨大な湖であったと考えられている。
    そして1万年ほど前には雄阿寒岳が古阿寒湖を東側で堰き止めるような形で噴出。

    宿から釣り場に直行できるほどポイントが近い
    宿から釣り場に直行できるほどポイントが近いのも阿寒湖の魅力。観光客が集まる桟橋の近くでもトラウトの回遊はあり、時々歓声が上がる
    阿寒の森
    阿寒の森は針広混交樹林。種類が多いだけでなく、木の密度が濃いのも特徴といえる。森の保水能力がしっかり保たれているため、豪雨でも流入河川はそれほど濁らない

    その後、現在の阿寒湖、ペンケトー、パンケトーの姿に分断されたといわれている。
    阿寒湖は年間200万人の観光客が訪れる湖畔以外、湖岸に人工物は一切なく、野生動物の息吹が聞こえてくる豊かな森に囲まれている。この豊かな森が素晴らしいトラウトを育むのだ。

    ANAの直行便
    青い翼で果てしない大空が広がる北の大地をめざす。羽田空港から、たんちょう釧路空港まで、ANAの直行便で約1時間40分

    すっかり秋が深まった11月下旬、巨大なシマフクロウとそれに負けないアメマスが迎えてくれるたんちょう釧路空港に降り立つと、凜とした空気に包まれていた。
    この時期、阿寒湖を抱える釧路市の最高気温と、東京の最低気温は大体同じくらい。
    この日、釧路市の天気予報は、最高気温4℃、最低気温1℃。
    しかし、内陸部の阿寒湖だと、それよりもやや低いのが常で峠は雪のちらつく日が多くなる。
    釣りをしていると指がかじかんでくる。それでも、阿寒湖に魅せられたアングラーがこの時期にこだわるのは、
    厳しい寒さがトラウトの美しさに磨きをかけるのを知っているからだ。

    うっすらと雪化粧した雄阿寒岳
    うっすらと雪化粧した雄阿寒岳。
    本格的な冬を前にしたトラウトは荒食いモードに入ることがあり、状況がよければ意外に活性は高い
    湖水
    晩秋は例年、湖水に手をつけていると、すぐに感覚を失うくらい冷たい。
    しかし、この秋は全道的に暖かい日が多かったせいか、水温は8℃とかなり高かった

    今回、そんな晩秋の阿寒湖を訪れたのは、女性ファッション誌やHondaのCMなどで活躍するモデルの有村実樹さんと、ANAホールディングス会長の伊東信一郎。
    有村さんは中禅寺湖でレイクトラウトを釣ったことがあるが、北海道でのトラウトフィッシングは初めて。
    阿寒湖の雄大な自然を前に「最高のロケーションですね。
    どんな魚に出会えるのか本当に楽しみ」と期待に胸を膨らませていた。

    モデルの有村実樹さんとANAホールディングス会長の伊東信一郎
    • このコンテンツは、2016年1月の情報をもとに作成しております。
    写真:津留崎 健

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