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【熊本県・天草の釣り旅】九州生まれの和製ルアー・タイラバにチャレンジ

「熊本県・天草」釣り旅の記録

SCENE 01
こんなのあり!海辺の宿から浴衣で釣り
SCENE 02
九州生まれの和製ルアー・タイラバにチャレンジ
SCENE 03
深紅の宝石、誉れ高き湯島マダイを釣り上げる
SCENE 04
世界文化遺産・三角西港で歴史散策

“九州生まれの和製ルアー・タイラバにチャレンジ”

翌朝、渚亭の目の前にある桟橋まで真新しい船で迎えに来てくれたのは、
天草でルアー専門の船釣りガイドをしている「シーボス」の松永船長。
女子二人の釣り旅2日目は、秋丸さんが事前に予約してくれていたこの船に乗って、
有明海に繋がる島原湾に向かい「タイラバ」に挑戦するのだ。

宿の目の前の桟橋から出船。気持ちのよい秋晴れに恵まれた
この日お世話人になった「シーボス(SEA BOSS)」の松永船長。ルアーフィッシング専門で天草の船釣りをガイドしている

この日お世話人になった「シーボス(SEA BOSS)」の松永船長。ルアーフィッシング専門で天草の船釣りをガイドしている
http://sea-boss.com/

タイラバとは、餌木と同じく日本で考え出されたルアーである。ヘッドと呼ぶ大きめのオモリ、スカートと呼ぶ海中で流れを受けるとヒラヒラと揺れる平らで薄いゴム、そして魚を掛けるための釣りバリの3つが一体になったもので、そのルーツは大分県・佐賀関のタイ釣り漁師が、エサにする生きたエビを切らせてしまった時、エビの代わりに海藻をハリに付けてみたらマダイが驚くほど釣れたことにあるといわれる。

近年、このタイラバを使った船釣りが非常に人気だ。コツを掴めば入門者でも憧れのマダイに高確率で出会うことができ、しかも大ものが釣れることが珍しくないというのがその理由。タイラバの色と動きに興味を示したマダイは、その硬い歯でゴツゴツと噛みついてくる。

そして、天草で釣れるマダイは、九州の中でも特に味がよいことで知られている。なかでもこの日に向かった島原湾湯島地区のものは有名。島原湾は干満の差が大きい有明海と繋がっていて、速く流れる潮がマダイの身を引き締めるといわれているのだ。

これがタイラバ。マダイはヒラヒラと揺れる薄いゴムに興味を示し食いついてくるといわれる
シーボスは予約の貸し切り制。真っ青な海で釣りに没頭できる時間は最高のぜいたく

さっそく準備を始めた秋丸さんと岡田さん。秋丸さんはタイラバ釣りの経験者。天草の釣りもこれまでに何度か経験がある。
一方の岡田さんは、九州のタイラバ初挑戦である。ちなみにタイラバでは、マダイ以外にハタ、ヒラメ、カンパチなども釣れる。
いわずもがな、いずれもマダイに劣らぬ美味しい魚たちだ。

はたしてどんな一日になるのか。
期待に胸を膨らませる二人を乗せた船は、陸を見やれば雄大な雲仙普賢岳がそびえる島原湾に着いた。

天草の海から望む雲仙普賢岳。その雄大な姿には思わず目を奪われる
まずはタイラバ釣りの先輩である秋丸さんがファーストダッシュ。これはハタの中でも特に味がよいことで知られるキジハタ
船が海底にある岩礁帯の上を通過するとこれまたハタの仲間がヒット
こちらはアオハタ。釣り応えも充分なグッドサイズだ
「私にも来ました~」と岡田さんも続く
釣りあげたのはヒラメ。天草ではさまざまな魚が応えてくれる
  • このコンテンツは、2016年10月の情報をもとに作成しております。
写真:小田部 修久
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