

ラニカイビーチを望むカイヴァリッジ・トレイル
ハワイを代表する美しいビーチ、ラニカイビーチの背後にそびえる小高い丘を登ります。ビーチと平行して登っていくので、眼下には常にスカイブルーの海が!爽やかな潮風に吹かれながらの気持ちのよいハイキングを楽しめます。

写真提供:トリップアドバイザー
片道およそ1kmで、頂上までは約30分のショートコース。入口が分かりにくいのですが、茂みに隠れた土の道を進めば、上りになっていきます。最初の5~6分はロープが張られた急な坂道ですが、そこさえ過ぎてしまえば丘の上を歩く穏やかなコースです。
地元の人たちはサンダルで登っていたり、犬と一緒だったりとラフな雰囲気ですが、赤土がむき出しになった場所もあり滑りやすいので、スニーカーを履いておきましょう。

写真提供:トリップアドバイザー
入口から25分ほどでピルボックスと呼ばれる四角いコンクリートの展望台に到着。ここからの眺めもよいのですが、もう5分ほど歩いて頂上の展望台へ。ラニカイビーチと沖に浮かぶモクルア島という絶景を眺めながら、しばしのんびり過ごしてください。もちろん撮影も!ここからは誰でもポストカードに使えそうな写真が撮れちゃいます。

写真提供:トリップアドバイザー
カイヴァリッジ・トレイルには駐車場がないので、みなさん路上駐車をしています。ただし駐車禁止エリアなので、ラニカイビーチの駐車場に停めて入口まで歩くのが無難。もしくはカイルアの街まで行き、そこから歩いてもOKです。カイルアの中心部からカイヴァリッジ・トレイルの入口までは、歩いて1時間ほどです。
- Kaiwa Ridge Trail
-
アクセス/ワイキキから車で約45分
コース/往復約2km、所要1時間
時間/24時間
料金/無料
ホノルルのランドマーク、ダイヤモンド・ヘッド
ホノルルのシンボルとして愛されるダイヤモンド・ヘッドは、約30万年前に起こった噴火でできた火口跡。標高232mの小高い山は、ワイキキ発の手軽なトレッキングコースとして定番の存在です。
魅力は山頂から360度ぐるりと眺められるワイキキのパノラマビュー。水平線まで広がる紺碧の海やホテルが連なるワイキキビーチ、内陸部の小さな町などが一望できます。

写真提供:トリップアドバイザー
ダイヤモンド・ヘッド・トレイルは、ふもとの駐車場からスタート。実はダイヤモンド・ヘッドは、オアフ島の沿岸防衛のために軍事要塞として利用されていた場所。そのため、ところどころに階段やトンネル、監視所などが残っているのがユニークです。

写真提供:トリップアドバイザー
標高232mというと大したことがないように聞こえますが、高層ビルなら36階とか37階とかっていうレベルです。それを未舗装の登山道と階段を使い30~40分で一気に登るわけです。正直いって結構疲れます。
走るように登っていく人もいますが、急がずマイペースで登ることをおすすめします。

写真提供:トリップアドバイザー
- Diamond Head
-
アクセス/ワイキキから車で約10分
コース/往復約2.6km、所要1時間20分
時間/6時~16時30分
料金/1ドル(車は1台につき5ドル)
岬の先端から水平線を見渡すマカプウ・ポイント
オアフ島の東端に突き出したマカプウ岬には、駐車場を完備した片道2kmほどのハイキングコースが用意されています。ほぼ全行程がアスファルトで舗装されているうえ、緩やかな上りなので子供を連れたファミリーの姿もよく見かけます。

写真提供:トリップアドバイザー
坂道をゆっくり登っている途中も、右手に見える海は淡い青から濃紺までの美しいグラデーションを奏でます。晴れていると沖にモロカイ島の姿が浮かび上がることも!
そしてハワイ周辺にザトウクジラが回遊してくる12~4月頃には、沖を泳ぐクジラのジャンプや潮吹きも見られます。

写真提供:トリップアドバイザー
緑は豊富ですが、海からの風が直接あたるためほとんどが低木。そのおかげで、眺めがよかったりします。絶景を楽しみながらゆっくり歩いても、海に突き出した展望台までは徒歩30分ほど。眼下には灯台が立ち、正面には水平線まではっきり見える爽快なブルー。左側を見ると白砂が縁どる海岸線と、そこからすぐに急峻な山か連なる、ハワイらしい景観が広がります。

写真提供:トリップアドバイザー
マカプウ・ポイントは今回紹介したコースの中で最もよく整備され、地元の人たちの姿も多いのですが、周辺にバス停がないためレンタカーで行くのが一般的。スノーケリングで有名なハナウマ湾から車で10分弱なので、車を借りた日に足を延ばしてみるとよいでしょう。
- Makapu’u Point
-
アクセス/ワイキキから車で約30分
コース/往復約4km、所要1時間分
時間/7時~18時45分(駐車場)※季節により変わる
料金/無料
オアフ島の自然に触れるお手軽ハイキングコース、いかがでしたか?
ご紹介した3コースとも、普段からよく歩いている人ならば問題なく登れるコース。もちろんスニーカーを履き、熱射病対策の帽子やサングラスは忘れずに。また売店はないので、飲み水を用意しておいてくださいね。