沖縄を代表するパワースポット、斎場御嶽
安座間港に戻ったら、ぜひ訪れたいのが斎場御嶽(せーふぁーうたき)。久高島を見下ろす高台にある、琉球王国最高の聖地といわれる御嶽です。久高島のフボー御嶽と同じ、琉球開びゃく七御嶽のひとつに数えられています。
世界遺産に登録されているため観光客も多くにぎやか。物産館の駐車場に車を停めたら、チケットを購入して斎場御嶽へ向かいます。坂道を上ること約10分で入口に到着。まずはビデオで参拝のマナーや御嶽の歴史について学びます。

「空気が変わりましたね…」とキャメ先生がいうとおり、樹木に覆われた参道は厳かな雰囲気。聖域の気を感じながら点在する拝所を巡ります。
こちらは王府用語で台所を意味する寄満(ユインチ)。といっても調理場だったわけではなく、世界中から交易品の集まる「豊穣の満ちた所」という意味をもっていたそう。

2本の鍾乳石から滴り落ちる水を受け止めるシキヨダユルとアマダユルの壺。この水は聖水とされ拝所になっています。一つひとつの拝所で頭を下げるキャメ先生。「どんな神様であっても、受け入れていただいた感謝を伝えることが大切です」

斎場御嶽のいちばん奥にあるのが三角形の巨岩。その間を抜けた突き当りが三庫里(サングーイ)です。向かって右側の岩の上が京ヌ端(チョウノハナ)と呼ばれる拝所。左側の遥拝所からは真っ青な海に浮かぶ久高島を一望できます。

「全身がエネルギーに包まれるよう。壁からの気に圧倒されるような…」とキャメ先生。聖域のパワーを受け止めるかのようにゆっくりと歩き、気を感じていました。

- 斎場御嶽
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住所:南城市知念字久手堅539(南城市地域物産館)
電話:098-949-1899
時間:3~10月9:00~18:00(最終チケット販売17:15、最終入館17:30)、
11~2月9:00~17:30※最終チケット販売45分前、最終入館30分前
休み:なし
料金:200円
チケットを販売している南城市地域物産館と斎場御嶽の間には、カフェやおみやげ屋さんが並んでいます。そのひとつ、南国フルーツパーラーJYOGOO(ジョーグー)でマンゴーサンデー(800円)をいただきます。

「スイーツをいただくときのワクワク感は運気アップのポイント!テンションが上がると、自然と気もよくなるんです」

- 南国フルーツパーラーJYOGOO
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住所:南城市知念字久手堅311
電話:098-949-1080
時間:9:00~18:00くらい
休み:不定休

那覇市民の台所、公設市場に潜入
那覇の定番観光スポットといえば国際通りの第一牧志公設市場。魚介から肉類、海藻まで沖縄の食材が揃っています。旅行最終日に海ブドウやアオサ、モズクなどを買って帰れば、家でも沖縄の味を楽しめます。

2階には食堂が集まり、沖縄の郷土料理を堪能できます。1階で購入した魚介を調理してもらうことも!1グループ3品の調理手数料は1人500円。
「沖縄のきれいな海でとれた生物の命をいただくことで、自然のパワーに触れることができます」と話すキャメ先生。色とりどりの魚に興味津々。

今回は時間の関係で食事はできませんでしたが、次回はぜひ!と意気込んでいました。
公設市場の周りにはおみやげ屋さんもたくさん。活気にあふれているので、ぜひ足を延ばしてみてください。

- 第一牧志公設市場
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住所:那覇市松尾2-10-1第一牧志公設市場1階
電話:070-5498-6852
時間:9:00~20:00
休み:第4日曜(12月はのぞく)