

あなたにぴったりな旅先はどこ?
卒業旅行に行きたい。でも行きたい場所が多すぎて選べない…という方。下記を参考に行き先を決めてみてはいかがでしょうか。

自分に合った旅行先がわかったら、それぞれの旅のプランを詳しくみてみましょう。
せっかくなら予算も時間もかけて遠くへ ウユニ塩湖やナスカの地上絵、マチュピチュ…一度は行きたい南米のハイライトを巡る旅
- 所要:16日~
- 予算の目安:¥¥¥¥¥
好奇心で満ちあふれていて、未知の世界を覗いてみたいなら南米はいかが?教科書で見た、ナスカの地上絵やマチュピチュなどを巡り、奇跡の絶景として話題になったウユニ塩湖などを訪れます。
ウユニ塩湖はちょうど1~4月の雨季がベストシーズン。塩湖に溜まった雨が鏡のように反射して、この世のものとは思えない神秘的な光景を作りだします。

その後、ブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアスの滝へ。ナイアガラの滝、ビクトリアの滝と並ぶ世界三大瀑布のひとつで、滝幅4.5km、最大落差80mと圧倒的なスケール。轟音をたてて落ちる姿は、自然の偉大さを教えてくれるでしょう。

旅の最終目的地はブラジル・リオデジャネイロ。コルコバードの丘へ上り、360度のパノラマを楽しみましょう。眼下に見えるのはイパネマ海岸。あのボサノヴァの名曲を思い出しませんか?メロディを口ずさみながら街を巡れば感慨もひとしお。

言葉、文化、習慣。すべてが日本と違う南米。見るもの、聞くことすべてが新鮮で、毎日が興奮の連続。ときには疲弊し、心細くなることもあるかもしれません。しかし旅を終えたとき、ひとまわり成長した自分を感じることができるでしょう。
地球の反対側にある南米大陸。フライトだけで丸1日かかり、現地での移動距離も長いので、たっぷり休みが取れる学生最後の休みが最適。しかし、やはり予算もそれなりにかかります。もちろん切り詰めようと思えばいろいろと限りなく切り詰められるものの、そこそこの快適性と安全面を考えて中級程度のホテルを選択した場合、 ある程度の出費を覚悟しておきましょう。
やはりアメリカは大きかった! 広大なアメリカの自然と絶景を巡る旅
- 所要:8日間
- 予算の目安:¥¥¥
続いてはアメリカ。一口にアメリカと行っても様々なエリアがありますが、卒業旅行におすすめなのはアメリカ中西部のアリゾナ州、ユタ州の絶景を訪ねる旅。
アメリカの中でも特に圧倒的な景色が続くこのエリア。“グランド・キャニオン”があるといえば、ピンとくるでしょうか。

実際に目の当たりにするグランド・キャニオンの迫力は想像以上。大自然が織り成す造形に畏敬の念を抱くことでしょう。
そのほか、岩の隙間に差し込む一筋の光の写真で有名になったアンテロープ・キャニオン、

自然の造形に驚かずにはいられない馬蹄型の渓谷、ホースシュー・ベント、

無数の土柱が建ち並ぶブライス・キャニオンなど、絶景が目白押し。

これ以外にも次から次へと大迫力の光景が現れ、圧倒され続けます。
グランド・キャニオンの南160kmほどのところには、パワースポットとして有名なセドナが。セドナは周辺の街とは一転、洒落たリゾートホテルやレストラン、ショップが並び、久々にピザとハンバーガーとステーキ以外のものにありつけます。

パワースポットと言われるだけあって、街に漂う全体的な空気もなんだか気持ちがよく、そこにいるだけ体が浄化されていくよう。セドナ全体がパワースポットではあるのですが、特にそのパワーが集まっているといわれるボルテックスを巡るのも良いでしょう。

さらに時間に余裕があるならば、ネヴァダ州にあるデスバレーへ。海抜マイナス86mという特異な環境は、これまで見てきたアメリカの風景とはひと味違います。荒涼とした景色はこの世の終わりのよう。夏場にはなんと56.7℃と世界最高気温を記録したことがあります。デスバレー内にある湖は、水温40℃、海水の塩濃度の5倍になることも。そんな過酷な環境にも適応した魚が生息しており、生き物の生命力の強さに感銘を受けることでしょう。

このエリアのゲートウェイとなるのはラスベガス。日本から直行便がないので、サンフランシスコやロサンゼルスで乗り継ぎます。エリア内はクルマでの移動がベスト。郊外に出てしまえば道が広く交通量も少ないのでそう運転は難しくありません。

その場合、日本で国際免許を取得しておきましょう。クルマがないならば、ラスベガス発の長距離バスや、ツアーで巡ることができます。