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    掲載日:2018.11.01

    日本最古の温泉で“湯ったり”と! 伊予の魅力をめぐる道後温泉1泊2日の旅

    兵庫の有馬温泉、和歌山の白浜温泉とともに、日本三古湯のひとつに数えられる愛媛の道後温泉。なかでも道後温泉は、文献上もっとも歴史が古い温泉といわれています。聖徳太子や夏目漱石などの歴史的偉人も通った名湯で、街も風情たっぷり。 季節はまさに温泉が恋しくなる秋の入口。そこで、国内でも屈指の人気を誇る道後温泉と、松山の観光スポット、さらに伊予の味覚を堪能する1泊2日の旅へ出かけてきました!
    ANAオリジナル

    今回利用したフライトはこちら

    ■東京-松山
    9:30 羽田空港発(ANA585便)→10:55 松山空港着

    ■松山-東京
    19:30 松山空港発(ANA598便)→20:50 羽田空港着

    (2018年9月時点の運航スケジュール)

    【1日目 10:55】松山空港へ到着!

    羽田空港を9:30に出発するフライトで松山空港に10:55到着。空港の到着ロビーに出るとかすかに柑橘のいい香りがふんわり。さすがは柑橘王国! と思ったら、目の前に愛媛名物のみかんを使用した商品が並ぶお土産屋さんが。どうやら、香りの正体はココだったようです。

    空港から道後温泉への移動は車かリムジンバスで。リムジンバスは道後温泉駅まで約40分ですが、路面電車が走る松山の情緒ある街並みを眺めていると目的地まであっという間に感じます。

    【1日目 12:00】あのジブリ映画のモデルになった日本最古の温泉へ!

    道後温泉本館
    道後温泉本館

    駅前の商店街を通り抜けると、ありました! 道後温泉のシンボル「道後温泉本館」がお目見えです。3000年の歴史を持つ日本最古の温泉とあって、その重厚な存在感に圧倒!

    明治27年に改築された建物は国の重要文化財に指定されていて、そのノスタルジックな外装は、「千と千尋の神隠し」に登場する「油屋」のモデルのひとつと言われています。

    この立派な佇まいから“旅館”と間違われることも多いそうですが、道後温泉本館はその昔から“公衆浴場”であり、今なお誰でも入浴することができるんです。

    玄関を入ると改札口があり、館内を案内される
    玄関を入ると改札口があり、館内を案内される

    4通りの入浴コースがあり、「霊の湯」と「神の湯」の2つの浴室、そして個室や広間の休憩室との組み合わせを用意。今回は「神の湯二階席」を選び、玄関の改札口で入浴券を渡し中へと進みます。

    建物の中もノスタルジー満載!

    「神の湯」は石造りの浴室に砥部焼の陶板画が飾られ、大きな円柱形の「湯釜」と呼ばれる湯口が鎮座する独特な雰囲気。

    神の湯(男性浴室)
    神の湯(男性浴室)

    今回は入れませんでしたが、「霊の湯」は「神の湯」に比べてこぢんまり。最高級の庵治石や大島石を使った浴槽に壁には大理石を使用するなど、高級感が漂います。

    霊の湯(男性浴室)
    霊の湯(男性浴室)

    道後温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉で刺激が少なくなめらか。42度程度の適温で加温・加水をしないため、源泉の効果を十分に感じることができます。湯上り後にボディクリームを塗らなかったのに、翌日も肌がツルツルで感激でした。

    神の湯二階休憩室
    神の湯二階休憩室

    湯上り後は、浴衣に着替えて休憩室でひと休み。「神の湯」の二階席は55畳の大広間で開放感抜群! こちらでは、お茶とおせんべいのサービス付き。6月から9月は窓を開放してすだれが掛けられ、10月から5月は障子に切り替わります。

    湯上りに温泉街を見下ろしながらのんびり
    湯上りに温泉街を見下ろしながらのんびり

    柱にもたれかかって温泉街を見下ろしたり、お茶をすすりながらリラックスしたり、レトロな空間にも心が落ち着き、のんびりとした時間を過ごせます。

    一番風呂目当ての客が多い開館直後と、観光客が増える夕方は特に混み合うそうで、お昼前後が比較的空いていて狙い目だとか。ちなみに、道後温泉本館の神の湯には石鹸やシャンプー類は置いてないので持参しましょう。(タオルの貸し出しや石鹸の販売はあります)

    夕暮れから夜にかけてのライトアップした道後温泉本館も美しい
    夕暮れから夜にかけてのライトアップした道後温泉本館も美しい

    道後温泉本館は、2019年1月15日から保存修理工事が始まりますが、工事中も温泉には入れるそうです。ただ、工事中は入口の位置や浴室の配置が換わるそうなので、通常の雰囲気を楽しみたい人は、工事に入る前までに旅行を計画してはいかがでしょうか。

    道後温泉本館

    住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6
    電話番号:089-921-5141
    営業時間:6:00~23:00/無休
    ※コースによって札止め時間が異なりますので、公式サイトで確認を
    URL:https://dogo.jp/

    【1日目 14:00】ご当地ビールで湯上りの喉を潤す!

    お風呂上りに欲しくなるものといえばビール! 道後温泉本館の真横にある「道後麦酒館」では、蔵元直送の道後ビールが味わえます。

    左:マドンナビール(アルト)、右:坊っちゃんビール(ケルシュ)。ジョッキ各860円
    左:マドンナビール(アルト)、右:坊っちゃんビール(ケルシュ)。ジョッキ各860円

    「漱石ビール(スタウト)」、「マドンナビール(アルト)」、「坊っちゃんビール(ケルシュ)」、「のぼさんビール(ヴァイツェン)」の4種類があり、ゆったり寛げる店内でグラスやジョッキでグビッと飲むもよし、テイクアウトで心地よい風を浴びながら飲むもよし。

    気軽に湯上りビールを!
    気軽に湯上りビールを!

    愛媛の旬の味覚を使ったおつまみや食事メニューも充実しているので、こちらでお風呂上りのランチや軽く一杯楽しむのもおすすめです。

    道後麦酒館

    住所:愛媛県松山市道後湯之町20-13
    電話番号:089-945-6866
    営業時間:11:00~22:00/無休

    【1日目 15:00】ハイカラ通りで地元グルメとお土産を物色

    “ハイカラ通り”の愛称でおなじみの道後温泉駅前の商店街
    “ハイカラ通り”の愛称でおなじみの道後温泉駅前の商店街

    道後温泉から駅へと続く「道後ハイカラ通り」も、ここを訪れたら必ず立ち寄るスポット。L字型の商店街に、松山のお土産や名産品、地元の味などなどたくさんの商店が軒を連ねます。

    食べやすい小さなお団子が3つ連なる、坊ちゃん団子
    食べやすい小さなお団子が3つ連なる、坊ちゃん団子
    街のあちこちで見かける、ご当地の名産みかんの商品とご当地キャラの「みきゃん」
    街のあちこちで見かける、ご当地の名産みかんの商品とご当地キャラの「みきゃん」

    愛媛名物の「一六タルト」や「坊ちゃん団子」などのご当地スイーツを食べ歩いたり、今治タオル専門店やみかん専門店などでご当地限定アイテムを探したり。気ままに寄り道しながら買い物を楽しんで。湯かご片手の浴衣姿の観光客がそぞろ歩く姿にも、温泉旅の気分が盛り上がります。

    SNSで話題のパワースポット「圓満寺」で開運祈願

    仏道に祀られている全長3.67mの「湯の大地蔵尊」
    仏道に祀られている全長3.67mの「湯の大地蔵尊」

    道後温泉本館の裏手にある「圓満寺(えんまんじ)」は、恋愛成就や家庭円満などのご利益があると言われるパワースポット。ちょっと張りぼて感のあるカラフルな大地蔵が強烈なインパクトで、フォトジェニックなスポットとしてSNSで話題に。ご利益をあやかりに参拝に訪れてみては。

    かわいい開運アイテムも女子に人気
    かわいい開運アイテムも女子に人気
    圓満寺

    住所:愛媛県松山市道後湯月町4-49
    営業時間:参拝自由

    小説にも登場する「坊ちゃん列車」を記念撮影

    松山市内を情緒あふれる風景に彩っているのが、街中を走る伊予鉄道の路面電車。みかん色の路面電車に混ざって、一層レトロな雰囲気を放っているのが「坊ちゃん列車」です。

    坊ちゃん列車
    坊ちゃん列車

    この坊ちゃん列車は、今から遡ることおよそ120年以上前の1888年から、1954年の67年間にわたり、実際の走っていた列車を復元したもの。

    夏目漱石の小説『坊ちゃん』にも伊予鉄道の蒸気機関車が登場しており、「マッチ箱のような汽車」と表現されています。乗車すれば、その表現に納得するはず。

    車体を傾け、くるりと方向転換。今も人力でこの作業を行っています
    車体を傾け、くるりと方向転換。今も人力でこの作業を行っています
    車体を傾け、くるりと方向転換。今も人力でこの作業を行っています

    この日は運よく、道後温泉駅に到着した坊ちゃん列車が人力で方向転換を行う場面に遭遇! 周りにはその様子を写真に納めようとするたくさんの人だかりが。その後は駅前広場に移動し、記念撮影用に次の発車まで停車していました。

    松山市内を走る路面電車。新型も登場していますが、こちらのレトロな旧列車も現役稼働中!
    松山市内を走る路面電車。新型も登場していますが、こちらのレトロな旧列車も現役稼働中!

    【1日目 18:00】ご当地グルメ、2つの「鯛めし」を食べ比べ!

    鯛めし

    夜は伊予の味覚を満喫するため、大街道にある老舗の郷土料理店「五志喜本店」へ。創業380年余りの歴史を持つ五志喜は、元祖の五色そうめんをはじめ、新鮮な真鯛や伊予和牛、媛ポークなど、地元食材をふんだんに使った郷土料理のオンパレードを味わえます。

    五志喜本店

    愛媛に来たら絶対食べたいのが「鯛めし」。実は鯛めしには2種類あり、五志喜本店ではその2つを食べ比べることが可能なんです。

    宇和島鯛めし1,000円
    宇和島鯛めし1,000円

    まずは「宇和島鯛めし」からいただきます。鯛が生の状態で出される宇和島鯛めしは、南予地方で食べられるスタイル。「海が近い土地柄、釣りたてを捌いてごはんに乗っけタレをぶっかける、いわゆる“漁師めし”風の鯛めしが定着したのでしょう」と、店長の河内伸也さん。

    薬味と山芋も乗せて、タレとごはんを混ぜ合わせていただくと美味!
    薬味と山芋も乗せて、タレとごはんを混ぜ合わせていただくと美味!

    ごはんの上に鯛と少量の山芋を乗せ、秘伝のタレをかけたら一気に混ぜ合わせるのが美味しくいただくコツ。プリプリの身と出汁の旨みが効いた甘いタレが相性抜群で、食べる手が止まらなくなるほど!

    鯛めし(1,000円)
    鯛めし(1,000円)

    一方の東・中予地方で食べられる「鯛めし」は、浜焼きにした鯛の身をお米と一緒に鰹や昆布の合わせ出汁で炊き上げています。

    鯛のうま味を吸い込んだお米がとにかくおいしい!
    鯛のうま味を吸い込んだお米がとにかくおいしい!

    出汁の上品な香りがふんわり漂い、鯛の出汁を吸い込んだお米のうま味がじんわり広がりとにかくおいしいの一言。しっとりとした鯛の身も味わえ、上品な味わいを楽しめます。

    元祖・五色そうめんと鯛を一緒に味わえる、鯛そうめんも絶品!
    元祖・五色そうめんと鯛を一緒に味わえる、鯛そうめんも絶品!
    赤字覚悟のお値打ちメニュー、伊予和牛のおろしポン酢890円も大人気
    赤字覚悟のお値打ちメニュー、伊予和牛のおろしポン酢890円も大人気

    甲乙つけがたいおいしさの、2つの鯛めし食べ比べに大満足! 愛媛の地酒も揃えているので、ご当地グルメとともに伊予の味覚を堪能してみてください。

    五志喜本店

    住所:愛媛県松山市三番町3-5-4
    電話番号:089-933-3838
    営業時間:11:00~15:00、17:00~23:00/無休(不定休あり)

    ライター:Ayano Sakai(verb)
    Photo by sono(bean)

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