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掲載日:2020.10.01

沖縄リゾートでワーケーション!家族で「星のや竹富島」と「リゾナーレ小浜島」へ

「ワーケーション」とは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語。旅先でテレワークを行い、仕事以外の時間にバカンスを楽しむ、今注目の旅行スタイルです。今回、世界中のガイドブックを制作するエディター伊澤慶一が、家族を連れて「星のや竹富島」と「リゾナーレ小浜島」に2泊ずつ滞在。実際にどれだけ仕事ができて、バカンスを楽しめるのか、リアルレポートします!
伊澤慶一
伊澤慶一

旅行ガイドブック『地球の歩き方』編集部にて国内外のガイドブックを多数手がけ、2017年に独立。現在は、雑誌『OCEANS』や『GOETHE』、『PEN +』の旅行特集や、観光局や航空会社の小冊子を制作するなど、幅広く旅のコンテンツを発信中。
Instagram @izawakeiichi

【1日目】移動+のんびり

   
1日目 11:25  羽田空港発(NH91便)で石垣空港へ
14:30  沖縄県・石垣空港に到着
  タクシーで石垣港へ移動し、フェリーで竹富島へ
  竹富島の港で、ホテルの送迎バスに乗り込む
  ロビーで検温を行い、部屋に移動してチェックイン
  全部屋離れの客室で、家族でのんびりタイム
  集落のようなホテル敷地内を散策
  18:00 沖縄県産のお肉と野菜を「島鍋」で堪能
  旅の疲れもあるので、早めに就寝

石垣港からフェリーで約15分、竹富島へ

「星のや竹富島」の送迎バスが竹富港に迎えに来てくれます

竹富島は、周囲約9km、人口はわずか350人の小さな島。石垣港から1日10本以上のフェリーが運航しており、八重山諸島の中でもひときわ人気の観光地です。島には「東」「西」「仲筋」の3つの集落があり、これらは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定。赤瓦の屋根、琉球石灰岩の石垣、白砂を敷き詰めた道など、沖縄の原風景ともいえる町並みが色濃く残ります。

レセプション棟のシーサーはこの勇ましい表情!

今回僕たちが最初に宿泊する「星のや竹富島」は、2012年にオープンした竹富島初のラグジュアリーリゾート。開業にあたって島の伝統や文化、建築基準を忠実に継承しており、島の景観に自然と溶け込んだ佇まいをしています。48棟の客室は、今では第4の集落といわれるほど。開業以来、いつかは泊まってみたい憧れのホテルでしたが、今回念願叶って初訪問となりました。

最高水準の新型コロナウイルス対策を実施

チェックイン時に全ゲストに体温チェックが行われます
集落のようなホテル敷地内。客室はすべて離れの造りに

旅するにあたり新型コロナウイルスの不安も多少あったのですが、事前に調べたところ星野リゾートは「3密回避」と「衛生管理」の対策を徹底しており、こちらも「新しい旅のエチケット」を頭に叩き込み、万全の対策で行くことにしました。実際、チェックインの手続きは客室内で行い、その客室もすべて離れになっているので、滞在中に密を感じることや、他のお客さんと接触する機会は一切ありませんでした。

島民のように“島に暮らす”が叶う客室

「グック」と呼ばれる珊瑚石の石垣に囲まれた客室
到着早々、我が家のようにくつろいでいます
家族3人で寝ても十分なサイズのベッド

さて、今回2泊するのは「ズーキ」と呼ばれるお部屋。石垣を抜けるとプライベートな庭と、広々とした縁側が目に飛び込んできます。竹富島の家屋はあえて玄関をつくらず、縁側に座ってゆんたく(おしゃべり)するのが人々の習わしだとか。中に入ると、部屋の中央に大きなバスタブを発見。引き戸を閉めることで、ここはバスルームになります。そして、その奥にあるのがベッドルーム。一軒家まるごとレンタルして暮らしているかのような、贅沢な広さのお部屋です。

オリジナルの「琉球ブレンドティー」でひとやすみ
開放的なお風呂、隣にはシャワーブースもあります

さて、暑い中移動してきたので、まずは軽くお風呂に入ることに。アメニティの「琉球バスソルト」が旅の疲れを癒してくれます。ホテル内にはプールやダイニングがあるのですが、部屋からは一切目に入らないので、不思議とホテルに来た感覚はありません。初めて来たのに、どこか懐かしい感じ。そんな中、ミンサー柄の行灯や琉球グラス、やちむんなどのインテリアが、さりげない沖縄らしさを演出してくれています。

部屋を出ると、そこは確かに集落だった!

敷地の端にある見晴台。ここから眺めるサンセットや星空は必見!
高低差がほとんどない竹富島。奥に見えるのは石垣島
屋根の上の、それぞれ異なる表情のシーサーを眺めて回るのも楽しみ

少し落ち着いたところでホテルの敷地内散策へ!石垣から外に出ると、そこには紛れもなく第4の集落が存在していました。白砂の小道を歩いていると家々から聴こえてくる、話し声や三線の音色。過去にも幾度となく「暮らすように旅する」をテーマに旅行してきましたが、これほどリアルな疑似体験は、日本では経験したことがありません。

沖縄の滋味が詰まった「島鍋」をお部屋で

縁側に家族3人座っても十分な広さ。子ども用椅子も借りられます
沖縄産の野菜とお肉がふんだんに用意された「島鍋」に大満足!

18時。東京と比べるとまだ空はだいぶ明るいのですが、部屋に戻って夕食の時間です。この日は「島鍋」をいただきました。上品な脂が乗った沖縄県産の豚&牛肉、島人参やハンダマ、命草(ぬちぐさ)と呼ばれる野菜、島唐辛子やシークァーサー胡椒などの薬味、島豆腐、そして締めのもずく入り八重山そば。これまでも沖縄本島や石垣島で、鍋の名店に足を運んでいましたが、この「島鍋」は今まで食べたどの鍋よりも絶品でした!初日から地の物をしっかり楽しむことができ、大満足の1日目となりました。

移動日の初日はバケーションのみで終了!明日は仕事も頑張ります

【2日目】ワーク&バカンスでワーケーション

   
2日目 6:30  アイヤル浜での「よんなー深呼吸」に参加
  メインダイニングで、琉球スタイルと洋風が選べる朝食
  8:00  星のや専用の水牛車で島内の集落を散策
  9:30  集いの館でテレワーク開始
  家族はホテルのプールへ
  12:00  ルームサービスを利用し、お部屋でランチ
  午後のお仕事タイム。ママはのんびり、子どもはお昼寝
  15:45  お部屋で三線レッスン
  18:00  メインダイニングにてフレンチ「琉球ヌーヴェル」
  21:00  満天の星空を眺めながら「てぃんぬ深呼吸」

深呼吸から始まる1日。リゾートでのワーケーションの鍵は「早起き」

ホテルゲストであれば誰でも参加無料のアクティビティ
1,2,3,フーッ!ちょうどよくお腹も空いてきました

朝6時半。早起きして「よんなー深呼吸」に参加。実はワーケーションを成功させるための鍵は、この「早起き」にあります。仕事が始まるまでの時間を有効活用し、メリハリある1日にする。そのためにも、朝早くからホテルがアクティビティを用意してくれているのは嬉しいポイントです。「よんなー深呼吸」自体は、近くのアイヤル浜で深呼吸とストレッチを行うシンプルなものですが、これが最高に気持ちいい!朝から頭も体もスッキリして、とてもいいスタートが切れました。

メインダイニングでいただく「島人の朝ごはん」

日の光が差し込む明るいダイニングが朝食会場
南仏料理を沖縄らしくアレンジした「海風ブレックファスト」
沖縄の伝統的な御三味(重箱料理)の「琉球朝食」

朝食は「集いの館」にあるメインダイニングで。命草(ぬちぐさ)のニース風サラダや、海老とミーバイのブイヤベースなど、南仏料理をベースにした洋朝食と、紅芋ぜんざいや味噌ラフテーなど9種の料理が重箱に詰まった和朝食が選べます。どちらも島の文化や食材を大切にしていて、とてもおいしく食べ応えも十分。朝から活力がみなぎります!

朝8時、観光客の少ない時間に水牛車観光

なんと星のや宿泊者専用の水牛車がありました
水牛に引かれてのんびりと集落を一周します

朝食の後は、水牛車で島内観光へ!この時間はまだ石垣島からの日帰り観光客が少ないので、島本来の静けさを味わうことができます。星のやもこの時間帯にこだわり、朝しか水牛車観光を催行していないそう。水牛が白砂を踏みしめる音、町鳥アカショウビンの鳴き声、そしてガイドさんによる「安里屋ユンタ」の三線演奏。目で見る景色だけでなく、静寂の中に響く美しい音色がとても印象に残りました。

いよいよ「集いの館」でお仕事スタート!

集いの館はWi-Fiの強度も良好。電源も自由に使えます
プールを望むこちらの席が、僕的にはベストスペース

豪華な朝ごはんをいただき、ストレッチや水牛車観光まで参加した充実の朝。でも、まだ9時半!いよいよワーケーションの「ワーク」を開始します。PCを持って集いの館へ。飲み物やお菓子も提供され、椅子や机もたくさん置かれているので、ここはリラックスして仕事するのにぴったり。BGMに流れる琉球音楽も心地よい程度です。

集落の中央、すり鉢状のくぼみ部分にある広々したプール

仕事中、家族は部屋にいたり、途中プールに遊びに来たり、のんびりした時間を過ごしていました。パパやママが仕事をしている間も、家族は退屈してしまうことなく、快適に遊べて過ごせるのが、ワーケーションのベストな形。

午後はお部屋で、気分新たにテレワーク!

客室内でテレワークによさそうな場所を探します。まずは庭のテーブル
ゆらゆらチェアモック。非日常感はダントツ!
いろいろ気分転換し、最後は縁側に落ち着きました

午後は客室でランチ&テレワーク。Wi-Fiが広範囲に飛んでいたので、庭のテーブルにパソコンを持ち込んでみたり、縁側のチェアモックに座ってみたり、理想のポジションを自分なりに追求してみましたが、結局は室内の縁側に落ち着きました(笑)。午後は東京や海外の人たちとオンラインミーティングも。普段と変わらず仕事をしているのに、ふと目線を上げると竹富島の集落にいる。この非日常感がとても新鮮で、仕事をしながらも常に旅のワクワク感を楽しめます。

昨日聴こえた三線の音色を、自分で奏でてみる

譜面を参考に、「キラキラ星」や「涙そうそう」などを練習
レッスン後も三線と譜面を貸してくれます

夕方、少し早めに仕事を切り上げ、三線レッスンを体験!窓を全開にして縁側に座って練習。外は暑いし、虫が入ってくることもありますが、これが竹富島の人たちの本当の日常なのだと想像しながら三線を奏でると、ここでの滞在がよりいっそう愛おしいものに感じます。

2日目のディナーは本格琉球フレンチを

前菜から感動!車海老のポワレと島人参のパイ包み焼き
高級魚ミーバイなど、沖縄の海の幸をブルターニュ風(コトリヤード)に

さて、お待ちかねのディナータイムです。昨日の「島鍋」が絶品だったのでかなり期待していましたが、この日もまた期待以上!沖縄の食材をフレンチの技法でいただく「琉球ヌーヴェル(「新しいもの」の意)」は、まさに新発見の連続。島野菜や近郊で採れた魚介、さらに豆腐ようなど、馴染みのある沖縄の食材たちも、ここではまったく異なる味覚・盛り付けで楽しめます。特に、ホテルの畑でも栽培している地元由来の香草(ハーブ)がとても印象的で、沖縄料理でもなく、またこれまで食べたどのフレンチにも似ておらず、まさにここでしか食べられない味。旅の醍醐味を存分に感じる最高のディナーでした。

深呼吸で始まり、深呼吸で終わる1日

プールサイドでヨガマットを敷いて行う無料アクティビティ

21時、1日の締めくくりは「てぃんぬ深呼吸」で。外に出た瞬間、息を飲むような満天の星空に圧倒されました!実は竹富島がある八重山エリアは、88星座中84星座が見えるほど星が綺麗な地域で、日本初の「星空保護区」にも認定されています。遮るものがなにもないプールサイドに腰を下ろし、深呼吸しながらゆっくりストレッチ。心身ともにリラックスし、この日は最高に心地よい眠りにつくことができました。

【3日目】午前はバカンス、午後はワーク

   
3日目 8:00  メインダイニングで朝食
  9:00  島内散策。西桟橋やコンドイビーチへ
  12:00  星のや竹富島をチェックアウト
  フェリーで石垣港へ戻り、乗り換えて小浜島へ
  小浜島の港周辺でランチ
  リゾナーレ小浜島へチェックイン
  ホテル内にある2つのプールをチェック
  ガジュマル広場で涼んでから、お部屋へ
  18:00  「ティンガーラナイトディナー」で夕食

竹富島も散策しないともったいない!

竹富島の西側にある西桟橋へ。夕日が綺麗なスポットとしても有名
波も穏やかで子連れでの海水浴にも最適なコンドイビーチ

さて、この日は「星のや竹富島」をチェックアウト。次のホテル「リゾナーレ小浜島」への移動もあるので、午前中はテレワークはせず、できるだけ観光を楽しみます。朝食後、島内の人気スポットである西桟橋とコンドイビーチへ。集落で自転車を借りれば、15分ほどでアクセスできます。八重山諸島でも指折りの美しいビーチ。滞在中どこかで時間をつくって訪れることをおすすめします。

ありがとう竹富島!そして、小浜島へ

美しい竹富港をあとにし、石垣島経由で小浜島へ

「星のや竹富島」をチェックアウトし、次のホテルがある小浜島へ向かいます。小浜島は、周囲約16km、人口は約700人と、竹富島より少し大きい程度の島。石垣港からフェリーは1日14本程度、25分ほどで到着します。NHKの連続ドラマ「ちゅらさん」の舞台になったことはあまりに有名ですが、素顔はサトウキビ畑が広がるのどかな島。島にはいくつかリゾートホテルが点在しており、今回はそのうちの1つ「リゾナーレ小浜島」に滞在します。

「リゾナーレ小浜島」の魅力は、圧倒的なリゾート感!

赤瓦のエントランス棟でチェックイン
カウンター奥のグラフィックアートは「小浜島との出会い」を表現

2020年7月にグランドオープンしたばかりの「リゾナーレ小浜島」。客室は全60室がヴィラタイプのオールスイートで、2つのプールや日本最南西端のゴルフ場、さらに広大なビーチを所有し、まるで海外にいるようなリゾート感を満喫できるホテルです。「星のや竹富島」と同じ星野リゾートが運営しており、また場所もすぐ隣の島なのですが、雰囲気は全く異なるので、また新たな気分で滞在を楽しめます。

プライベートプール付きスイートが豪華すぎる!

プライベートプールや屋外ジェットバス、さらにガゼボまで配備!
寝室も天井が高く、広々感じます

おおっ!お部屋にチェックインした瞬間、思わず感嘆の声をあげてしまいました。ホテルに2つしかない「ロイヤルスイート」(95平米)、入ってすぐ目に入る巨大なプライベートプールに圧倒されます。ちなみに、プールサイドには「ガゼボ」と呼ばれる休憩用の東屋まで。リゾートホテルなどで見たことはありましたが、これが客室内にあるのは初めて。室内にも広々としたバスタブ、そしてサウナまで!我々家族3人には、広すぎるくらい贅沢なお部屋です。

部屋以外にもテレワークできる場所がたくさん!

デイベッドでテレワーク。この空間、仕事するにものんびりするにも最高!
客室とは別にテレワーク可能な個室がスパ棟の2階に!

さて、ちょっと落ち着いたところでパパはお仕事スタート。開始早々、いきなり急ぎのオンライン会議が入ってしまい、部屋の中には子どももいるのでどうしようと思っていたら、なんとスパ棟にテレワーク用の個室があり、宿泊者であれば誰でも無料で利用可能とのこと。離島のリゾートホテルで、こんなワーケーション向きのスペースがあるとは…。使い勝手のよさに思わず感動です。

どっちに入ろうか迷ってしまう2つのプール

エントランス棟にあるラグーンプール。広さも十分でラグジュアリーな雰囲気
ビーチハウスに併設されたもう1つのプール。カジュアルながら眺めが抜群
ビーチハウスプールからの眺め。やはりこちらのほうが人は多め

ちなみに、リゾナーレ小浜島はホテル内にラグーンプールとビーチハウスプール、2つのプールがあります。どちらも最高なビューと雰囲気。ただ、ビーチハウスから眺める沖縄の美しい海、ピンクと白のパラソル、そしてインフィニティエッジのプールが3層重なるビューは、国内にリゾートホテル数あれど、最高峰の眺めだと断言できます。

夕飯は、おでかけバスケットを持って

夕方、ライトアップされたガジュマル広場を抜けてビーチへ
レストランの本格料理が詰まった「ティンガーラナイトディナー」

夕食はピクニックスタイルの「ティンガーラナイトディナー」。当日17時までにフロントで申し込めば、ミールボックスの入ったおでかけバスケットを渡してくれ、館内の好きな場所で食事することができます。星のや竹富島での夕食も贅沢でしたが、家族3人だけで小浜島のビーチを独り占めしたかのようなプライベート感もまた、とても贅沢なディナー。バスケットの中にはビーチの上に敷くレジャーシートや、暗くなってからあかりを灯すランタンも入っているので、夕食後は目の前のビーチに横になり、しばし波音を楽しめます。

ライター:Keiichi Izawa

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