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    掲載日:2016.06.02

    オーストラリア・シドニーを拠点に行ける世界遺産4

    雄大な山々、美しいビーチ、個性的な建築物など見どころ豊富なシドニーですが、世界遺産巡りというのも外せない選択肢のひとつ。広大なオーストラリアには19のユネスコ世界遺産が点在しており、そのうち4つがシドニー周辺にあるんです。 シドニーに行ったら足を延ばしたい、4つの世界遺産を紹介します。
    ANAオリジナル

    シドニー・オペラハウス

    オペラハウスでは実際にオペラや演劇、コンサートなどが開催されています。 Ph Chaiwat Leelakajonkij_123RF
    オペラハウスでは実際にオペラや演劇、コンサートなどが開催されています。
    Ph Chaiwat Leelakajonkij_123RF

    最初に紹介するのは、シドニーのシンボルとして、誰もが一度は見たことがあるシドニー・オペラハウス。疾走する船の帆のような、もしくは重ねられた貝殻のような個性的なデザインは、20世紀を代表する建築物といわれ、2007年に文化遺産に登録されました。

    陽光に輝く屋根には、スウェーデン製のタイルが105万6000枚も使われるなど壮大なスケール感。総工費は1億ドル以上という一大プロジェクトです。1959年に着工した工事は当初の計画より10年遅れ、約14年後の1973年に完成しました。設計はデンマーク出身の建築家ヨーン・ウツソン氏で、建設途中で辞任していますが、オーストラリア政府からは勲章が贈られています。

    5月末のイベント、ビビッド・シドニーではこんなプロジェクション・マッピングも。 Ph Leah-Anne Thompson/123RF
    5月末のイベント、ビビッド・シドニーではこんなプロジェクション・マッピングも。
    Ph Leah-Anne Thompson/123RF

    シドニー・オペラハウスはやっぱり独創的な外観がポイント。周辺は遊歩道になっていて、レストランやバーでのんびり過ごす人たちの姿も。観光客だけではなく地元の人の姿も多いあたり、シドニーでいかにオペラハウスが愛されているかがわかります。
    夜はライトアップされてロマンティックな雰囲気が増してきます。ただし、これから朝晩は冷え込むシーズンなので、防寒対策を忘れずに!

    海沿いの雰囲気のよい遊歩道をのんびり歩いてオペラハウスへ向かいます。 Ph Mykhaylo Palinchak/123RF
    海沿いの雰囲気のよい遊歩道をのんびり歩いてオペラハウスへ向かいます。
    Ph Mykhaylo Palinchak/123RF

    さて、外観の魅力ばかりご紹介してきましたが、シドニー・オペラハウスは実は開放感たっぷりの館内デザインも素敵なんです。海沿いの遊歩道をのんびり散歩して外からのオペラハウスを堪能したら、中にも入ってみてください。
    オペラハウス・ツアーに参加すれば、コンサートホールやオペラ劇場の中を見学することもできます。オペラハウスが完成するまでの経緯やデザインについての解説も面白いと評判。所要は30分で日本語のガイドツアーも用意されています(英語のガイドツアーは1時間)。

    グレーター・ブルー・マウンテンズ地域

    アボリジニの伝説に、魔法によって石に変えられた3姉妹として登場するスリー・シスターズ。 Ph Tourism Australia
    アボリジニの伝説に、魔法によって石に変えられた3姉妹として登場するスリー・シスターズ。
    Ph Tourism Australia

    2000年に自然遺産に登録されたグレーター・ブルー・マウンテンズ地域は、ブルー・マウンテンズ国立公園を含む8つの国立公園の総称です。約100万ヘクタールという広大な敷地に森林から渓谷、滝、湿地などさまざまな景観が見られ、多種多様な動植物が生息しています。

    うっそうと茂る森林のなかを清らかな川が流れる、生命感に満ちた景観が広がります。 Ph David ireland/Tourism Australia
    うっそうと茂る森林のなかを清らかな川が流れる、生命感に満ちた景観が広がります。
    Ph David ireland/Tourism Australia

    なかでもコアラの大好物ユーカリは91種類あり、そのうち12種はこの地域でのみ見られる固有種。ブルー・マウンテンズとは、揮発性のユーカリオイルが空気中に飛散し、日光に反射して山々を青く霞んで見せることからついた名前なんです。
    ほかにもオーストラリアがほかの大陸と地続きだった太古の植生を残しているため、希少な固有植物の宝庫といわれています。

    3億4000万年前から形成され続けているジェノラン鍾乳洞。神秘的な雰囲気が漂います。 Ph David ireland/Tourism Australia
    3億4000万年前から形成され続けているジェノラン鍾乳洞。神秘的な雰囲気が漂います。
    Ph David ireland/Tourism Australia

    グレーター・ブルー・マウンテンズ地域は、オーストラリアの人々にも人気の観光スポット。周辺は避暑地として知られ、観光施設も整っています。シドニーからは西へおよそ100kmほどで、車を使えば1時間30分~2時間で到着。シドニー発の日帰りツアーも開催されています。

    オーストラリア囚人遺跡群

    堅牢な建物は囚人の宿泊施設として使われた後、女性の保護施設や法廷などさまざまな用途に利用されました
    堅牢な建物は囚人の宿泊施設として使われた後、女性の保護施設や法廷などさまざまな用途に利用されました

    オーストラリア囚人遺跡群は、2010年に登録された文化遺産。1787年から1868年までに英国によって行われた流刑の歴史を伝承する遺跡です。シドニーのあるニューサウスウェールズ州のほか、西オーストラリア州、タスマニア州、ノーフォーク島に点在する11の囚人遺跡が含まれます。

    オーストラリアの世界遺産は19あると書きましたが、そのうち16が自然遺産と複合遺産。文化遺産は3つしかないんです。シドニーでは、シドニー・オペラハウスとオーストラリア囚人遺跡群の2つに触れることができます。

    シドニーから船で約20分のコッカトゥー島は、かつての刑務所跡が見られます。 Ph Tourism Australia
    シドニーから船で約20分のコッカトゥー島は、かつての刑務所跡が見られます。
    Ph Tourism Australia

    ニューサウスウェールズ州の囚人遺跡は4つですが、シドニーから行きやすいのは「ハイド・パーク・バラックス」「旧総督官邸」「コッカトゥー島」の3ヶ所。例えばハイド・パーク・バラックスは、シドニーの中心部にあり博物館として公開されています。
    1848年まで男性囚人の収容施設として使われていたレンガ造りの建物は、囚人だった建築家が建てたもの。囚人が使ったハンモックや囚人服などが展示され、オーストラリアが歩んできた特異な歴史を学べます。

    ロード・ハウ諸島

    標高875mのガウアー山に守られたロード・ハウ島の美しいラグーン。 Ph Capella lodge/Tourism Australia
    標高875mのガウアー山に守られたロード・ハウ島の美しいラグーン。
    Ph Capella lodge/Tourism Australia

    シドニーの北東780kmほどのタスマン海に浮かぶロード・ハウ諸島は、数百万年前の海底の火山活動によってできた島々。オーストラリア本土とは海によって隔絶され、島内では130種の鳥類、64種の顕花植物を含め多くの固有生物が見られます。特に絶滅危惧種に指定された飛べない鳥ロード・ハウ・クイナは、島を象徴する存在です。

    サンゴ礁にはクマノミをはじめさまざまな魚が生息。スノーケリングでも出会えます。 Ph Capella lodge/Tourism Australia
    サンゴ礁にはクマノミをはじめさまざまな魚が生息。スノーケリングでも出会えます。
    Ph Capella lodge/Tourism Australia

    海洋公園として保護されたロード・ハウ島周辺は、美しい自然と貴重な生物多様性が評価され、1982年に自然遺産に登録されました。サンゴ礁が広がる豊かな海はダイビングやスノーケリングの好スポットとして知られており、暖かい時期はマリンスポーツを楽しむ人々でにぎやか。冬にあたる6~8月は気温が下がりますが、トレッキングやサイクリングなど自然と触れ合うツアーは年間を通して楽しめます。
    また環境保全のため1度に滞在できる観光客を400人に制限しているのも特徴。小さな島にはのんびりとした空気が漂い、都会の喧騒を忘れのどかなアイランドライフに癒されます。

    島内には自然に溶け込んだ小ぢんまりとしたロッジやB&Bが点在しています。 Ph Capella lodge/Tourism Australia
    島内には自然に溶け込んだ小ぢんまりとしたロッジやB&Bが点在しています。
    Ph Capella lodge/Tourism Australia

    シドニーからは直行便が毎日運航されており所要約2時間。日帰りは難しいのですが、乗り継ぎのよい便を利用すれば、その日のうちにロード・ハウ島に入れます。例えばANAの羽田~シドニー直行便はシドニーに早朝到着するので、そのまま昼頃のシドニー~ロード・ハウ島便を利用可。復路のロード・ハウ島~シドニー便は14時45分頃の出発なので、夜発のシドニー~羽田便に間に合います。前後のどちらにシドニー滞在をつけてもよいので、柔軟にシドニーとロード・ハウ島の2ヶ所滞在スケジュールを組めるわけです。

    モダン建築や貴重な史跡から、雄大な山岳地帯、美しい島々まで、シドニー周辺には多彩な世界遺産が点在していることがわかっていただけたと思います。食欲も物欲も刺激するシドニーで世界遺産にも足を延ばして、知的好奇心まで満たしちゃってください!

    ライター:Shotaro Takai

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